VOICE B

Special interview FROM TOUR

VOICE 27

イ・ボミ

「タイガーと藍ちゃんへの憧れが
きっかけでした」

—ブリヂストンのボールを使うきっかけを教えて下さい

以前から、ブリヂストンのボールを使ってみたいなと思っていたんです。タイガー・ウッズが選んだボールだったので、とても気になっていました。あと藍ちゃん(宮里藍)が大好きだから(笑) ずっと使ってみたいボールでした。

一昨年に、前作モデルをテストさせていただく機会があったのですが、シーズン中だったので十分にテストが出来なかったんです。今回はシーズンオフにじっくりと時間をかけてボールを打ち、満足いく結果になったので使うことを決めました。

今、ブリヂストンのボールを使っている選手はみんな活躍しているから、私も楽しみです。海外でもタイガー・ウッズをはじめ多くの選手が使っているし、日本でも萌寧ちゃん(稲見萌寧)とか、上手い選手が多いです。プロアマのお客さんも「B」マークを使っている方が増えましたよ。

—ボールにはどんな性能を求めていますか?

私は軟らかいボールが好きで、アプローチとパッティングの打感を重視しています。ショートゲームでの性能が大事です。

距離は正直、今若い選手たちがみんな飛んでるから(笑)それよりもアプローチの打感、「乗り感」を大事にしています。ここ数試合はショットの調子が良くなくて、アプローチする機会も多かったのですが、リカバリーは上手くいっていて、本当にボールのおかげだと思っています。

自分が思い描いたイメージそのままのボールが打てる、すごくいい感じです。

—より軟らかい『TOUR B XS』を使用されています。しっかりめの『TOUR B X』もテストしましたか?

『X』はテストをしていないです。軟らかいボールが好きで、これまでもずっと軟らかいタイプのボールを使ってきたので。『XS』を試しました。

パッティングの打感も軟らかいほうが好きなのですが、軟らかすぎるボールはイメージした距離よりも転がらないことがありました。でも、硬いボールを使うと、カツンという音が出て、タッチが弱くなる可能性があります。今の『XS』はちょうどいい感じです。

—これまで使用してきたボールとの違いはありますか?

これまで使っていたボールは、『XS』と比較するとちょっと重く感じました。それがスピンがしっかり入って止まるイメージがでていたんです。でも、ブリヂストンのボールは、その重さの感じはなくても、しっかりと強いスピンが入るんです。

前作をテストしたときは、試合中だったということもあって、その軽い感じが気になったのですが。今回は入念にテストして、逆にこのフィーリングとスピンがかかる感じがとても打ちやすく思いました。

—番号のこだわりはありますか?

「21」と「1」を使っています。
「21」の意味は、韓国で俳優をやっている私の旦那さんの名前が「イー・ワン」なので。“イー”は韓国語で「2」の意味、それに「ワン」で21番です。それに、私の誕生日が21日なのとツアー通算21勝という意味もあります。私にとって、「21」は色んな意味のある数字です。
早く、22勝目を挙げたいですけど(笑)

— 22勝目を挙げたら、ボールの番号も「22」にしますか?

「22」にします(笑)
優勝して、「22」に替えたいですね。

PROFILE

イ・ボミ プロフィール
2011年から国内女子ツアーに参戦し、翌年初優勝。2015年に7勝、2016年は5勝を挙げて2年連続賞金女王となり、一時代を築いたオールラウンドプレイヤー。2019年のオフに俳優のイー・ワンさんと結婚。ツアー通算21勝。1988年生まれ。韓国出身。

イ・ボミ 使用ボール

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