VOICE B

Special interview FROM TOUR

VOICE 11

大里 桃子

「自信持って打てるから、アプローチの種類が増えました」

—ブリヂストンのボールを使うようになったきっかけを教えて下さい

ゴルフを始めたのが小3のときなんですが、その時から「ツアーステージ」のロゴが好きで使っていました。『X-01B+』というボールで、3種類あるうちの青いボールでした。今も青(『TOUR B XS』)を使ってます。他のボールを使ってみたいとは、あまり思わなかったですね。ツアーの練習場にある、他社のボールを打ったりすることもあるんですけど、ブリヂストンのボールの感触が気に入っているので、変えようという気持ちになりませんでした。

—多くの選手が『TOUR B X』を使用する中、『TOUR B XS』を愛用する数少ないプロのひとりです。

決め手は、打感です。硬く感じるのがあまり好きではないので。
パッティングの打感を一番重視しているんですけど、その打感が良くて、青(『TOUR B XS』)にしています。ショットの打感はそれほど気にしていないですけど、アイアン、アプローチとパッティングに近づくにつれて、打感を重視します。飛距離は、赤(『TOUR B X』)の方が飛ぶかもしれないんですが、飛距離に不満を感じたことはないので。今のボールの軟らかい打感が気に入っています。

—試合で、ボールの性能を実感したエピソードはありますか?

2019年の日本女子オープンは、3日目の後半あたりから、ラフでの難しい状況が続きました。上げて止めなければいけない状況も多かったのですが、思った以上に上手く打てました。スピンがかかりにくいライからも、結構スピンがかかってくれて、意図通りに止められたと思います。これまでは、フワッと上げるアプローチがあまり好きではなかったんですけど、今のボールはコントロールがしやすくて、自信を持って打てるようになりました。上げたり、転がしたりとアプローチのレパートリーが増えています。

—自分ではどんなプレーヤーだと思いますか?

ショットでピンにつけて、バーディーを取っていくタイプだと思っているんですけど、仮にショットが悪いときも、パッティングでしのいでいけるのが自分のスタイルだと思っています。初優勝のときも粘り強くパッティングを決めていけたので(※2018年CATレディス)。
アプローチは苦手だったんですけど、最近は克服できています。スピンをかけて止めていくのが好きで、『XS』はバックスピンがしっかり利いてくれるので、自信持ってピンに突っ込んでいけます。そこはボールとクラブ(※『TOUR B XW-Bウェッジ』)に頼りきりです(笑)。

—2019年シーズンの途中からは、「ジャスト イン アライメント」という三角マークをボールに入れています。

5月から使っているのですが、開幕からパッティングに悩んでいて、なにかきっかけづくりになればと思って試してみました。「ジャスト イン アライメント」に変えたら、ショートパットが良くなりました。クロウグリップもその少し前から採用しています。その頃はパッティングがあまりにもひどくて(笑)。色んなことを試したのですが、スムーズに手が動く方法を探して、クロウグリップに行き着きました。打感ですか? 普通に握っているのと代わりはないと思います。同じように感触を手で感じています。

—オンネームは「MOMOKO I LOVE GOLF」と入っています

昔から、オンネームが変わっていないんです。小6ではじめて、2ダースのボールを提供していただいたときから、表に「MOMOKO」、裏に「I LOVE GOLF」と入れていました。
その後、オンネームが片面だけになるという知らせがあって、「MOMOKO」だけになるのかなと寂しく感じたのですが。わざわざロゴを圧縮して、「MOMOKO I LOVE GOLF」とまとめて入れていただきました。めっちゃいいじゃんと思って(笑)、それから変えていないんです。

PROFILE

大里 桃子 プロフィール
1998年生まれ、熊本県出身。2018年プロテスト合格の黄金世代。同年の「CATレディス」ではプロ合格後、わずか3試合目で初優勝を果たす。2019年の日本女子オープンでは最終日最終組で2位タイ。使用ボールは『TOUR B XS』。

大里 桃子 使用ボール

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