VOICE B

Special interview FROM TOUR

VOICE 3

原 英莉花

「はじめて飛距離で勝てたのはボールのおかげでした」

—ブリヂストンのボールを使うようになったきっかけを教えて下さい

高校を卒業した頃なのですが、ブリヂストンのボールを試す機会があって。ちょうどその時に、ジャンボさんと練習ラウンドさせていただいたことがあったんです。それまでは飛距離で勝てたことはなかったのですが、そのラウンドではじめて、ジャンボさんをオーバードライブしたんです。私自身はパワーがついてきたかなと思ったのですが、ジャンボさんに「ボールだろっ」って言われて、あっ、ボールのおかげなんだって(笑)。

—現在は『TOUR B X』を愛用されています。ボールを選んだ決め手は?

最初は『TOUR B XS』を使っていました。『X』のほうが飛ぶ、という選手が多いですけど、私は『XS』のほうが飛んでいる気がして。どうしてだろう? 不思議ですよね(笑)。
バックスピン量が多いほうなので、軟らかい『XS』だと、より潰れて、スピン量が減っているのかもしれません。あとは、手に伝わる振動が小さいので、その分、振り回せていたのかも(笑)。
ただ、私の場合は『X』のほうが、パッティングのイメージが出やすくて、距離も合わせやすいんです。『XS』は軟らかくて気持ちいい感触だけど、打音も静かなので、思ったより転がってしまう事が多くて・・・。
『X』は、イメージ通りのしっかりした音が出ます。最初に『X』を使った試合で優勝したので、それ以降は、ずっと『X』を使っています。

—ブリヂストンのボールを気に入っているところは?

ラフからのアプローチで、ポッコン球が出やすかったのが、ボールをブリヂストンに変えてから、ラフからでも良いスピンが入って、弾道が安定して。それが、一番気に入っている点です。
考えてみると、ボールを変えてから、アイアンショットでもフライヤーしにくくなったと感じます。今のボールになってから、フライヤーに悩んだ経験がないので。コーティングのおかげですかね? ラフからでもボールが乗ってくれて、「くっつきのBS」って感じです(笑)。出来れば、ジャンボさんみたいにフェースを開いて、低く出してキュキュっと止めるアプローチで攻めたいと思っています。まだまだなので、ミスはつきものですが。今のボールは、本当にスピンが利くので、ゴルフをしていて楽しい気持ちになります。プロとして、魅せたいという気持ちもありますが、もっと特訓しないと。

—ボールの機能を実感する瞬間はありますか?

特に感じるのは、雨の日でのプレーです。ウェットなコンディションだと、ドライバーショットが右にすっぽ抜けたりしがちですが、いつもと同じように、なんでもないかのように飛んでくれます。そんな日は、ボールに助けられている感じが増します。
自分が良いスイングが出来て、いい感触で打てると、本当にそういうボールが出てくれるんです。スイングが悪かったら、そのとおりの結果になる。
どうしてこんな球が出るんだろう、みたいな悩んじゃう結果だと困るのが、今の『TOUR B X』だと、それが全くないんです。

—プロでは珍しく、パールカラーのボールを使われています。

キラキラしているものが好きなんです(笑)。
あと、ブリヂストンのボールを使っている選手が多くて、一組みんなBマークみたいな日もあって。パールだと、ラフでも見つけやすいし、人とかぶらないのが気に入っています。
ナンバーは「2」と「7」、あと「1」と「8」を使っています。私のラッキーナンバーが“9”なので、足して“9”になる数字を使っています。

—今後の新製品に期待することはありますか?

これ以上ですか? 勝手にカップに入ってくれるとか(笑)
今は、すべての性能に満足しているので、それくらいしかないです、本当に。

※2018年ステップアップ・ツアー、ラシンク・ニンジニア/RKBレディース

PROFILE

原 英莉花 プロフィール
1999年生まれ、神奈川県出身。2018年プロ合格。同年賞金ランキング38位でシード権を獲得。2019年「リゾートトラストレディス」でツアー初優勝。所属は日本通運。使用ボールは『TOUR B X』。

原 英莉花 使用ボール

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