VOICE B

Special interview FROM TOUR

VOICE 2

比嘉 一貴

「良いショットに結果で応えてくれるボール」

—ブリヂストンのボールを使うようになったきっかけを教えて下さい

学生時代は、他の部員も色んなメーカーのボールを使っていて、それらを試す機会もあったんですが、僕の中ではブリヂストンのボールが一番しっくりきたのがきっかけです。打感もそうだし、距離感も合いやすい。ショットからアプローチ、パッティングまで、感触の良さがいいなと思いました。 
最初に使ったボールは、まだツアーステージ時代の『X-01 R+』です。硬いほうが飛ぶと思っていて、これまでも硬めのモデルを中心に選んできました。

—ボールを選ぶときに重視しているポイントは?

やっぱり、まずは打感ですね。それからボールの飛び方をチェックします。そして、アプローチやパッティングのフィーリングで考えます。現在、使用しているのは『TOUR B X』です。
『X』と『XS』の2つのボールを選ぶときは迷いました。実は、ショットとアプローチの感触は、『XS』のほうがすごく好みの感じだったんです。でも、パッティングのフィーリングで『X』に決めました。今使っているパターのインサートが軟らかいこともあるんですが、しっかりと打感が感じられるほうが、距離感は出しやすいんです。『X』は打った感じと感触が良くて、その点で『XS』はちょっと手応えが薄く感じました。

—アマチュアには『X』と『XS』のどちらがおすすめですか?

ショットの感触は『XS』のほうがいいと言いましたけど。もちろん『X』もすごく良いです。硬いといっても、全然硬すぎる感じはなくて(笑)。喰いつくような潰れる感じもちゃんと分かるし、フェースにくっついて、しっかりスピンがかかる感じがあります。グリーンの硬さによっては、『XS』の方がより吸いつくというか、バウンドの大きさに差が出るかもしれません。でも大きな差はないですよ。打感はどちらもいいんですけど、特に『XS』は軟らかいかな。
『X』は、ショットでの風の強さを感じます。もともとツアーステージの時代から、沖縄の風の強い中でボールを選んできたので。厳しい状況にも対応できるのが『X』だと感じています。
しっかり打感を感じ、風に強い球を打ちたいなら『X』。
軟らかく、より止めにいきたい人は『XS』ですね。

—ボールを打ったフィーリングを擬音で表現してみてください

擬音ですか(笑)。あんまりイメージないですけど。アプローチなら、「サッ」ていう感じですかね。
ツアーのセッティングでも、そこまでキュキュッというイメージじゃなくて、フワッといって、トン、コロコロという感じです。トロトロっと転がってくれたほうが、距離感が合わせやすい。『TOUR B X』は、そんなイメージ通りの球が打てるボールです。

—ボールの性能を実感したエピソードがあれば、教えて下さい

優勝した「RIZAP KBC オーガスタ」の最終日、最終18番ホールでのセカンドショットです。残りが230ヤード強あって、3番ユーティリティでのショットでした。つま先下がりで、少し左足下がりもあるという、ボールが上がりにくい傾斜でしたが、高麗芝の硬いグリーンに直接落ちたにもかかわらず、球を止めることが出来ました。
自分でも良いショットが打てたなという実感がありましたが、良いショットに結果で応えてくれるボールですよね。優勝を決めた1打になりました。

—それだけ気に入ってるボールだと、次の新商品が出てきた時に性能が変わることに不安はありませんか?

全く不安はないです。今よりももっと良くなるとしか、思っていませんから(笑)。頑張って開発していただいているので、僕もプレーで応えたいですね。

PROFILE

比嘉一貴 プロフィール
1995年生まれ、沖縄県出身。宮里優氏に師事し、アマチュア時代は2016年『日本オープン』ローアマなど多くのタイトルを獲得。今季は「RIZAP KBCオーガスタ」でツアー初優勝を遂げた新鋭。

比嘉一貴 使用ボール

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