VOICE B

Special interview FROM TOUR

VOICE 14

堀川 未来夢

「ツアーで戦うための最善のボール」

—ブリヂストンのボールを使ったきっかけは?

アマチュアの頃から「ツアーステージ」が好きで、クラブもボールも全部揃えていました。高校3年生のときに、はじめてモニターになって使ったボールが、『ツアーステージ X-01 B+』でした。
『R+』、『G+』と合わせて3モデルあったのですが、僕は軟らかい『B+』の打感がすごく好きでした。今使っている『TOUR B XS』は、その時の打感に一番近いかな。性能は良くなっていますが、いい意味で打感は変わってないんです。
プロになるときに、ツアーで戦うためには最善のセッティングでなきゃいけないと考え、使い慣れたブリヂストンのボールとクラブが、自分の中で最善と思い、使用を決めました。

—他のボールを使ってみたいと思ったことはないですか?

少し硬めの『TOUR B X』は使ってみたいと思っています。より硬くて初速性能が高い『JOKER』も1試合くらいですけど、使ってみました。実際に試合で試してみて、ドライバーの飛距離が伸びたりとか、良い面もありました。
ただ、打感だったり、食いつき方だったり、アプローチとパターの初速の出かたの部分が、自分のフィーリングと合わなかったので、『TOUR B XS』戻しました。他社のボールを使ったことは全くないですね。使いたいとも思わない。それだけブリヂストンのボールを信頼しています。

—ボールを選ぶときに重視している点は?

ゴルフはトータルな性能が大事なので。ドライバーで距離を出すことが大事だし、グリーン周りで止めることも大事。その両方をバランスよく追求したいわけです。
でも、硬くて飛ぶボールは打感が硬くなるし、軟らかくてスピンのかかるボールはあまり飛ばなかったりと、どちらかに偏りがちなんです。しかし、今使っている『TOUR B XS』は、打感が軟らかいにもかかわらず、飛距離が出る。食いつく感じがあるのに、芯があって、しっかり飛んでくれます。
軟らかい打感があっても球が弱くなるのは嫌なんです。ソフトなボールは風にやられがちなイメージがありますが、ブリヂストンはソフトな打感なのに、風に強い。だから今は、『TOUR B XS』が自分の中でマッチしています。

—ラウンド中、ボールをあまり変えない選手です

たしかに、ほとんどボールは変えないですね。いつも2球持ってるんですけど、1ラウンドは1球だけ使って、2球目は使わないまま、ファンの方やスコアラーさんに、渡したりしています。
今のボールはすごく耐久性が上がっていて、ウェッジでしっかり打ってもあまり傷がつかないので。昔はカバーが削れてフェースにくっついたりしていましたが、今は気にもならないので、変える必要性を感じないんです。

ー優勝したツアー選手権では、パッティングが非常に好調でした。ボールの影響はありますか?

僕はボールもパッティングに影響すると思います。ラインを目標に合わせて、ぴったりと合うボールは転がりがよく感じます。合わせたときに、ポロッと動いてしまうようなボールはあんまり良くないんです。
もちろん、ブリヂストンのボールは性能誤差もほぼなくて、品質が非常に優れているんですが、その中でも「これだっ」というボールがたまにあるんです。これは僕の中だけの感覚ですけど。そんなボールはラインに乗せやすいし、すごく転がりがいい。品質に優れたボールの中でも、特にいいボールがあると感じています。そういうボールがあると、少しだけキズがついてもあまり変えたくなくて、ずっと使っていますね。

PROFILE

堀川 未来夢 プロフィール
1992年生まれ、神奈川県出身。ルーキーイヤーの2015年に初シード。2019年「日本ツアー選手権 森ビル杯」で、念願のツアー初優勝。名前の由来は「未来に夢を」。使用ボールは『TOUR B XS』。

堀川 未来夢 使用ボール

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