VOICE B

Special interview FROM TOUR

VOICE 15

古江 彩佳

「☆マークを入れるのが、
お父さんの仕事です(笑)」

—ブリヂストンのボールを使うようになったきっかけを教えて下さい

ジュニアのときからモニター契約をしていただいて、中学一年生のときにはもう使っていました。それからはずっとブリヂストンです。他社のボールにもあまり関心がなくて。軟らかくて、スピンが入るブリヂストンの「青」系ボールをずっと使っています。
中学生の頃はどっちがいいかなと、硬いタイプの「赤」系を試したこともあるんですが、使ったのはその時くらいですね。それからは、今の『TOUR B XS』まで、ずっと「青」系のボールです。

—使用ボールである『TOUR B XS』の気に入っているところは?

やっぱりグリーン周りですね。最後の本当に大事なところでのショートゲームで、自分が思う通りにボールがコントロールできる感じがします。球離れの感じも『X』のほうが速くて、『XS』はフェースにしっかり食いついてくれます。私は、『XS』のほうが思った出球になりやすいです。
ツアーを戦う上で、やっぱり少しでもスピンがかかって止められる方が良いかなと思うので、よりスピンがかかる『TOUR B XS』を選んでいます。それは、アプローチでもそうですし、ユーティリティやアイアンでのショットでも、高く上がって、少しでもスピンがかかって欲しいなと思っています。

—契約プロの先輩でもある宮里藍さんと弾道データが似ているようです

藍さんほど、高弾道低スピンではないかもしれませんが、どうでしょう。(※プロ担当の社員の方を見て)スピンは少ないみたいです(笑)。
身長からすると、飛んでないこともないかなとも思いますが、最近は飛距離の出る選手が多いのと、コースも長くなってきているので、飛距離はもっとほしいかなと思います。
パワフルで力強い印象? 本当ですか、嬉しいです。

—ドライバーを打ったフィーリングを擬音で表現してみてください

えー、何でしょう。バスッじゃないし、カキーンでもないですね。
スパーンかな。スパーンという表現が近いです。
そもそも弾道をイメージするということを、たまにしかしないんです(笑)。本当に出来ることを繰り返すという感じです。
パッティングだと、コンッだと軽い感じがするので、もう少し低い音のイメージです。ゴンッじゃないし、なんやろ(笑)。
こだわりはあまりないけど、打音はあまりしないほうが良いですね。それをしっかりと打っていきたいです。

—2020年のデサントレディース東海クラシックでは、プレーオフ1ホール目でスーパーショットがありました。

プレーオフって攻めやすいなと思うんです。スコアじゃなく、心理戦みたいなところがあって。ミスったらミスったときで、攻めたもの勝ちだと思ってるので。プレーオフのセカンドショットでは、「ここで終わらせる」と決めるつもりで打ちました。それが良かったのかなと。
(※ピンすれすれのショットでベタピンにつき、バーディーを奪って優勝)

ーオウンネームのこだわりを教えて下さい

番号は、誕生日なのとハーフで全部バーディーを取る数字なので「27」を入れています。「54」だと、藍さんの真似をする感じになるので。
オウンネームじゃないですが、ボールに7色の☆マークが入っています。これ、父が遊び心で入れているんです。星のように輝く、みたいな意味があるかもしれませんが、よくわかりません(笑)。勝って欲しいという気持ちで入れてくれています。
ボールはあまり変えないタイプなんですが、最近は変えなきゃと思って、ハーフで1個変えています。3日間だと6個ですね。それに星を入れるのが、父の仕事なんです(笑)。

※インタビュー は感染対策をした上でリモートで実施しました。

PROFILE

古江 彩佳 プロフィール
2000年生まれ、兵庫県出身。19年「富士通レディース」でツアー史上7人目のアマ優勝を達成。2020年は試合数が少ない中、3勝をあげたプラチナ世代のホープ。使用ボールは『TOUR B XS』。

古江 彩佳 使用ボール

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