匠が斬る!其の六十三 サンケイスポーツ紙面を紐解く
2021/01/18皆さんこんにちは!
最近、娘とプロレスして右ふくらはぎを負傷した田原です・・・・
歩くのが少々困難なのですが・・・・
病院行った方が良いですね、娘に病院送りにされてしまいました、、、
さて、去年はサンケイスポーツさんとタッグを組んでオンラインにてリモートレッスンを行い、その続きとして年明け早々から紙面にてレッスンを2回行いました。
2回掲載されこちらはその2回目です。
レッスン内容の指定等は特になく、記者さんの前でゴルフスイングの話をして行きます。
その中で面白そうな「ネタ」を見つけ、さらに掘り下げて行いきます。
「アマチュアの方はなんで伸びあがってしまうのだろう」がオンラインレッスンでもテーマで、その続きがこの話題になって行きました。
本来は↓の紙面1回で終わりだったのですが
サンケイスポーツさんと話していると盛り上がりもう一回行う事となりました。
両紙面で説明した事は「伸びあがらない」なのですが、ではなんで伸びあがってはいけないのでしょうか?
皆さんは解りますか?
<それは芯に当てるため>です。
両紙面ともアイアンで解説していますが、この考え方はもちろんドライバーでも一緒。
アイアンとドライバーで一番違う所は「アドレス」です、PGAのレッスンでは・・・
ドライバーだけスタンス幅が3足幅(左右両足の間に足が3つ分入る)になります。
ボールの位置はすべてのクラブで左足かかとの延長線上(クラブが長くなると多少の誤差はOKなので左胸の前でもいいです)なのでスタンスが広くなれば
ボールの位置は自然と左になって行きます。
逆を言うとスタンスが狭くなるとボールがセンターに近づくんです。
皆さん短いクラブなのにスタンス幅が・・・・・
これ以上は話がそれていきそうなので戻りますね(笑)
左にあるボールに対し肩のラインが目標線と平行に保つためには右肩を少し下げる必要があります(下げないと肩のラインは左を向きます)
まずそれを知らないとスイング軌道って・・・・
・・・・戻って先に進みましょう(笑)
右肩が下がってくると軸が右に傾き、その傾きをキープしたままスイングできればクラブの軌道は勝手にインサイドアウト&アッパー軌道になるんです。
と、いうのが基本中の基本です。
知らなかった方は時間を無駄にしています(酷い言い方ですみません・・・・・)
「基本」この状態アドレスしない場合(右肩が高い)ヘッドの入射角度は上から&外からになり、カット軌道になります。
クラブフェースの使い方にもよって球筋は変わりますが・左にまっすぐ飛ぶ・左に出てスライス(フェード)
もしくは体幹に力が入っていない、入れられない等の方は右に出て右に曲がる鬼スライスになります。
注)本来はダウンスイングで右肩が下がっていくのは正しい動きです。
この理屈が「基本で」それを解ってる状態で「ダウンスイングでシャフトを寝かせてシャローに・・・」となる最近流行りのアレですね(笑)
になればまだいいのですが。
要するにアドレスで肩が地面と平行になってしまうまたは、そのタイプ(〇スタンス理論のように)の方は上記チャレンジでも良いかもしれませんね。
注)あくまでもPGAの「基本」からの考え方です。(推奨はしません、難しい動きです)
やっとシャフトの角度の話になってきました(笑)
(芯に当てる話にはまだ届いていない・・・・)
そのクラブの長さによってスイングの軌道は違くなり、だから難しく芯に当たらないんです。
その基準となるのは前傾角度と90°になるようにシャフトの角度を作る事になります。
「シャフトが立ちすぎていると」「寝過ぎていると」の代償動作(それを補おうとする動き)は人によって違く一概に言えないのですが
なんだって出ます(笑)(ミスシャットが)
前傾角度に対しシャフトが90度の角度であればどのクラブで打っても必ずクラブの特性でフェースがスクエアに戻って来ようとします。
その説明が1回目の紙面でした。
更に2回目ではインパクトに向けての身体の使い方を考えていますが・・・・
レッスンの時間になってしまったのでまた次回~
つづく