ブリヂストンゴルフガーデンTOKYO

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匠が斬る! 其の六 ゴルフBM編 ①

2017/08/18

皆さんこんにちは田原です。

前回は栄養学編で熱中症の予防についてお話しました。
天候不順で、暑さは少しずつ 弱まって来ましたが、まだまだ油断せずに正しい水分補給してくださいね。

今回はゴルフBM(バイオメカニクス)について触れてみます。
バイオメカニクスというと何だか難しく感じますが、簡単に言うと『力学』です。
① どの筋肉を
② いつ
③ どの方向に使う を考えたのがゴルフでの『力学』になります。


最近のPGAティーチングプロの講習では

多くの時間をBMを初めとする解剖学・生理学に費やします。
IMG_1834.JPG
沢山の資料も含まれておりますが、こんな分厚いテキストです(笑)

このテキストでB級資格ですので、A級資格まで行くとさらに多くなってきます・・・

A級ではジュニア指導員の資格も付きますので、ジュニアについての講義も有ります。 また、実際のゴルフ場(北海道・宮崎)でスイングの修正法まで奥深~くまで学んでいきます。

講習では色々な大学の超超有名な教授に講義をして頂けます。
しかし、、、北海道のゴルフ場、それもフェアウェイ ど真ん中でメンコや羽子板を使いながらBMの講義受けたときは、流石にクラブを振りたくてムズムズしました(笑)

メンコ !? 羽子板 !? 紙鉄砲!? アメフトのボール投げ、ジャイロ何とか?を投げたり(笑)
ピンポン玉を打ったり、テニスボール打ったり、色々します。
しかし何故そんな事するの?って思いますよね、でも体の使い方を体感するのには物凄く重要なんです。

話が逸れてしまいましたが、そんな長い時間、有名な教授の講義で学んだ事を掻い摘んで出来るだけ解りやすく?お話してみたいと思います。

まず、ゴルフとはどんなスポーツでしょうか?
言い換えます。スイングとは??

ゴルフクラブを手に持って(握って)、クラブを振る(スイング)。
体を回す(回旋)動きでは有りません! クラブを振る動きが『スイング』です。

う~ん屁理屈にも聞こえますが、解りやすくするために
クラブの動き(上肢の動き)と身体の動き(主に体幹の安定と回旋運動)を分けて考えるのが必要です。

少しゴルフが上手くなってきた初心者の方に『正しい手打ち』を教えると、皆さん大体が打つコツを掴みます。 更にスピードを出したり(捻出)、強いボールを打ったり、リズムを作るために、またはスムーズにクラブを振るためには身体を使います。

このスムーズにクラブを振るための動きは「運動連鎖」を起こすことでが良くなってきます。
こちらは身体の使い方になるのでまたの別の機会に・・・

今回はもうひとつのクラブの動きから『バイオメカニクス的?解剖学的?クラブの動かし方』になります。
なぜ『?』が付くかと言うと、クラブを(正しい方向に)動かすためには骨・関節等の解剖学的な動きを知らなければなりません。

例えば・・・手首の動きで、親指が橈屈するには手首の屈曲か伸展(掌屈)を入れた方が可動範囲が上がります。
簡単に言うと、手首を平側か甲側に曲げた方がコックを作りやすくなる(動きやすくなる)と言う事です、

クラブを振るところだけにフォーカスすると、主に
・肩甲骨の内外転
・肩関節の屈曲・内外転
・肩関節の内外旋
・肘関節の ・・・・



PGAの講義みたいになって来たのでストップ!
解りやすく(笑)

え~っと・・・
肩から先は様々な動きが出来ます!!!!(笑)

その色々な動きのできる肩から先の上肢を使いクラブを振りましょう(笑)

かなり省きましたが、
手首 ・ 肘 ・ 肩 ・ 肩甲骨を正しく使いながら
2huri .png
この二重振り子の原理を使えるようにしたいです。
支点 1 は、肩
支点 2 は、手首
アーム 1 は、上肢(肘は曲がらないとここでは考える)
アーム 2 は、クラブ
A~Dはヘッドの動きですね。


そろそろ長くなってきたので続きは次に・・・

初の斬らず終いです(笑)

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