ピッチ&ランをマスターすれば、アプローチ名人になれる!
グリーン周りから確実にピンに寄せるためには、いちばんやさしい打ち方と番手を選ぶべきです。最初にパターが使えるかどうかを考え、次にランニングアプローチができるかどうかを判断します。もしグリーンまでの間に障害物があった場合は、今回紹介するピッチ&ランの出番です。
ピッチ&ランは、およそキャリーとランの比率が5対5になる打ち方です。キャリーで障害物を越えておいて、グリーンに乗せてからピンまで転がします。使用する番手は、9番アイアンやピッチングウェッジ。スイングの大きさは、8時から4時までの範囲になります。ピッチ&ランは、アプローチのなかでもっとも応用が効き、使用する頻度が高い打ち方です。ぜひしっかりとマスターしておきましょう。
スタンスをスクエアか少しオープンにして構えます。ボールの位置は、中央か、やや右足寄り。左足に多めに体重を掛けておきます。あとはランニングアプローチと同じです。
体重移動を行わずに、肩と腕の三角形を保ったまま、手首を使わないようにしてスイングします。ボールを少し上から打つようにイメージすると、難しいライからでもうまくボールをヒットできます。
【中級編08へ続く】