新たな「B」ドライバーにチェンジした選手たちのインパクトに一体、何が起きているんだ!? | B Series | BRIDGESTONE GOLF -ブリヂストンゴルフ-(Bシリーズ) |

新たな「B」ドライバーにチェンジした選手たちのインパクトに一体、何が起きているんだ!?

撮影=田中宏幸
取材協力=シャムロックカントリー倶楽部

6月中旬から男女ツアーでローンチされたブリヂストンゴルフ「B」シリーズのニュードライバーは、契約選手の多くが明らかなパフォーマンスを体感して使用者が急増。現在20人の選手たちがニュー「B」ドライバーを使用、シーズン途中でありながら異例とも言えるチェンジスピードは、いかにそれが優れた飛距離性能を誇っているかを物語っている。

今号のカバープレーヤー、吉田優利プロも即採用。「過去一の出来!」と表紙の満面の笑顔が充実したパフォーマンスを証明している。吉田プロをはじめニュー「B」ドライバーを使用する選手たちに使用感を聞くと、共通していた言葉がある。

「フェースがボールに食いついている感覚がある!」。

ニュー「B」ドライバーはインパクトの瞬間、フェース面がボールに何らかの影響を与えていることは間違いないようだ。ブリヂストンゴルフにはかねてから“接点を科学する”という独自技術がある。世界屈指であるブリヂストンタイヤの技術をゴルフ分野で駆使して、1万分の5秒というインパクトの瞬間で起きる現象を可視化。これまで気づけなかったインパクト時のロスを最先端技術で解消することでクラブ、そしてボールで好結果に導いてきた。吉田プロは、

「ニュー『B』ドライバーは私を含むブリヂストンゴルフの選手たちが感じた、明らかな弾道進化があります。インパクトで何が起きているのか、私吉田優利がレポートします!」。

ニュー「B1STドライバー」を使用する吉田プロ自ら、ブリヂストンゴルフの技術者に異例の取材を敢行。渾身のレポートに注目していただきたい。

※2023年9月現在

ニュー「B」ドライバーに
即チェンジした理由は?

  • 吉田優利は
    B1STドライバーに
    即チェンジ!

    今までどおりのイメージでスイングできるし、私にとって一番飛距離が出るベスト弾道の安定感が増したのがチェンジした理由。フェース面に滑らない感覚があって、余計なスピン量が抑えられて、弾道安定感がアップしました。

  • 桑木志帆は
    B-Limited
    B1LSドライバーに
    即チェンジ!

    フェードボールにチェンジして、これまで3000回転以上あったドライバーショットのスピン量が2000回転台にまで抑えることができたので即チェンジ。直進性が明らかに増しました。私自身約5年ぶりとなる新ドライバーは手応え抜群です。

  • 長野泰雅は
    B-Limited
    B1LSドライバーに
    即チェンジ!

    芯を外すと吹け気味だった弾道が解消されたのが、「B1LS」に惚れた理由。フェース面上でボールが滑らない感覚で余計なスピンが抑えられ、満足いく飛距離が安定して出していけるのが魅力。フェアウェイを捉える確率も飛躍的にアップしました。

  • 宮本勝昌は
    B2HTドライバーで
    シニアツアー初優勝!

    ファンケルクラッシックでシニアツアー初優勝できた要因のひとつに、今夏から使用している「B2HT」があります。高い飛距離性能に加え、方向性にとても優れているため、思い切って攻めていけたことが逆転優勝に繋がりました!

「B」ドライバーの新技術、
スリップレスバイトミーリングの
秘密を暴け!

こんにちは!吉田優利です。
今号巻頭誌面のギア特集を私が使用している
ニュー「B」ドライバーが登場するということで、
使用選手自身の私が気になっている機能について、
ブリヂストンゴルフさんに取材させていただくことに…。
フェースの新技術の秘密を暴いてみせます!

吉田 アマチュア時代から長くブリヂストンゴルフさんのクラブを愛用させていただいていますが、「B1 ST」は過去一! 私的に最高弾道が安定して打てる感覚があり、平均飛距離は確実に伸びました。

高橋 シーズン中ながら吉田プロをはじめ、多くの選手たちに即採用いただいて嬉しく思います。吉田プロが話す“最高弾道が安定する”というのは、スピン量の安定が技術的に貢献しています。フェースの溝効果のメカニズムはご存知ですか。

吉田 はい。ブリヂストンゴルフのドライバーにはスコアラインの間に緻密なレーザーミーリングがありスピン量を安定させる効果があると聞いていましたが、ニュー「B」ドライバーはさらに精巧にデザインされましたよね。

高橋 「スリップレスバイトミーリング」という新技術で、レーザー溝をスコアラインに対してクロスハッチングさせることで、全方向にスピンを抑制する効果を生み出します。とくに芯を外した時に増えてしまうバックスピンやサイドスピンを抑え、弾道安定性に貢献します。

フェース面をレーザーでクロスハッチングすることで密度を上げて食いつきを向上させた新技術が「スリップレスバイトミーリング」。

吉田 溝がスピンを抑えるというメカニズムが知りたいです!

高橋 ドライバーにはロフト角がありますよね。ブリヂストンゴルフの解析では、インパクトでロフトに沿ってボールがフェース面を上方向にスリップしている動きがわかりました。その現象を全方向から抑えられるのが「スリップレスバイトミーリング」、物理的にスリップを抑えられたボールにスピンを抑える力を与えることができるのです。実際にゴルファーに打っていただくと人にもよりますが約200~300回転は低スピン化される傾向があります。

インパクトで発生するボールのスリップ(ロス)を溝が抑える

ロフト角が少ないドライバーでは、スピンをかける力と抑えようとする力の両方が働く。「スリップレスバイミーリング」でボールのスリップを抑えることで、スピンを減少させる効果を生む。フェアウェイウッドやユーティリティではスピンの安定性で確実な飛距離に貢献する。

吉田 私の感覚ではインパクトの瞬間、一瞬フェースでボールを掴むような感覚があり、ボールが滑らないその感覚が安心ですし、何より自分がイメージした理想を100%再現してくれるような弾道をはじめから連発できたことは私的にあまりにも完璧でした。“曲がりを抑える”となれば慣性モーメントの大きさが関与すると思いますが、ニュー「B」ドライバーの数値は大きいのでしょうか。

高橋 いえ、これまでのシリーズの性能を維持させています。慣性モーメントが大きくなれば“振りやすさ”や“つかまりやすさ”に変化を及ぼし、「B1ST」、「B2HT」の特性を壊してしまいます。慣性モーメントを必要以上に大きくしないのもブリヂストンゴルフのこだわりであり、それを大きくせずとも、他の技術でそれ同等の効果を生んできたのがブリヂストンゴルフの技術進化の歩みです。

吉田 私が即チェンジできた理由がわかりました! ニュー「B」ドライバーに搭載された「スリップレスバイトミーリング」は他メーカーにはない技術。読者の皆様、もっともっと飛ばしたいなら、フェースにボールを食いつかせてくださいね!

ブリヂストンスポーツ
商品企画本部・クラブ商品企画
高橋博

  • SPINE STABILIZER

    「ヘッドスピードの速いプレーヤーのフィーリングにマッチさせるために、クラウンにスパインスタビライザーを採用。ヘッドのたわみすぎを抑制し、よりフェースへの乗り感覚を増して強弾道を生み出します」(高橋氏)

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  • FLEXION LAYER

    「高弾道の『B2HT』にはよりその効果を促進させるために、カーボンクラウン裏側にスリットを設けて、よりたわみやすさを強調。クラウンが変形することで高打ち出しをサポートします」(高橋氏)

    詳細はこちら
  • ゴルファーズドック、試打会、
    直営店でのフィッティング限定モデル
    よりロースピン・高初速で飛ばす

    詳細はこちら

ニュー「B」ドライバーのフィッティング要素として“振りやすさ”が重要視されている。各モデルでパフォーマンスを発揮できるゴルファーに対し“振りやすさ”を損なわせない重心設計はブリヂストンゴルフのポリシー。各モデルの重量調整機能も“振りやすさ”、“ヘッドの扱いやすさ”をテーマにしながらフィッティングしていただきたい。ちなみに私はオートターンでつかまりに優れる「B2HT」がジャストだ。

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