ブリヂストンゴルフガーデンTOKYO

スタッフブログ

匠が斬る!其の六十一 スイングの考え方って

2020/12/14

皆さんこんにちは!田原です。

少し間が空いてしまいましたが皆さん頑張って練習しているでしょうか。
私はというと、有難いことに東京店では多くのお客様にフィッティングに来ていただき忙しい時間を過ごしていました。今年20年モデルのクラブは今までにないくらい好評で多くの方々にオーダーをいただき感謝です!
私もアイアンを作成してもらい使い始めましたがとても良いので気に入っています。
スペックは今までにないくらい軽く、柔らかいスペックにしてみました。
理由としては「シャフトのしなりをしっかり感じて打てるように」したいからです。
これは私としての「飛ばすために第一段階」です。



東京店でも他メーカー含めフィッティングを経験されたお客様は多くなってきました、これは「自分にあったクラブを使おう!」といった動きがゴルフの中に広まってきたという事で大変うれしい事です。
私が高校生の時などはもちろんまだフィッティングなどなく、先輩が使っているものなどを参考にクラブを購入していました。
今ではアマチュアのモニター選手はもちろんプロでもフィッティングをしてからシャフトを選ぶのは当たり前になってきました、そんな多くの選手やアマチュアの方たちを見てきて思う事は・・・・


ちょっと硬く、重いクラブではない?


です。



ではクラブとスイングに結びつけて考えてみます。
ブリヂストンのフィッティングではスイングとクラブは密接な関係があると考えます、よってフィッティングを行うのは「スイングを見れる者」が担当します。
先の話のように重いクラブを使ってる人が「なりやすい」打ち方は、やはり手打ちでしょうか。
皆さん、友人が使ってる重く硬いシャフトを借りて打った事ってありますか?
持った時に

「これ棒だな・・・」
「重っつ!!!」


って感じますよね、そのあと打つ時どうするでしょうか?
おもいっきり振りに行きませんか?


逆に初心者用や奥様のクラブを持つと今度は軽いですよね。
その時って軽く打ちませんか?
なんで軽く打つか?
左に捕まるから、や逆に右に行ってしまう、当たらないからではありませんか?
ではなんで左に行くのか?
手を使うから、やヘッドスピードが速くてシャフトの戻りが早いからなどでしょうか。


一般アマチュアの方フィッティングを行っていて見えてくる傾向として、硬いシャフトを使ってる方は

①グリッププレッシャーが強い
②スイングテンポに違和感がある(うーん言葉で説明しにくいです、すみません)
③身体が暴れる
④球筋が暴れる、定まらない
等です。

要する動けるところすべて使って打っていくんですね、そうしないと当たらないから。
でもこれって自分のスイングに合ってるでしょうか?
もう少し楽に振って飛ぶように出来ると思います。


では逆に柔らかいクラブを使いすぎるとどうなるか?
①飛ばない
②スイングに締まりがない(緩む)
③球筋が暴れる、定まらない
しっかりスイングするとシャフトが暴れるのでスピードを落とすしかないのでやはり飛距離は落ちていくと思います。


なのでフィッティングは必要!!!!!!




では面白くないですね(笑)


では、フィッティングなんていってられないよ~
自分にそんなの必要?まだ早いんじゃない?


でも・・気になるな。


なんて方に今のクラブが何となく合っているか簡易的にわかる方法として。

①硬さ
ドライバーでヘッド付け根とグリップエンドを左右の手で握りシャフトをしならせる事が出来るか?
これは単純に自分の筋力がシャフトに合っているかを調べるのに良いと思います、注意点としては・・・・
思いっきりやって折らない事(笑(ご自身の責任で行ってください~)
これは半分冗談として・・・力んでしならせてはダメです、という事はスイング中に「力む」という事です。


②重さ
大股で連続素振り20回くらい涼しい顔でできるようにしてください。
重いとキツいですよ~、その時に身体が左右に振られないようにしてください。そのために大股で行うのですが身体を振らないとクラブが振れないってことは・・・
スイングでも軸は動きが大きくなるでしょうね~。


ヘッドバランスや長さも関係してきますが少々複雑になってしまうので置いておきます。


まずはこの2つで何となく判るかもしれませんよ。


では普通の基準としてはどのくらい?
1wで言うと・・・・


50gの半ばから後半、重くても60g前半のSシャフト←(いたって普通になってしまった・・・)


だと上記2つが出来るくらいの方が多いと思います。
(あくまでも簡易的ですからね!簡易的!)



そして私の話になります・・・・

ゴルフを本格的に離れて約5年くらい、スイングのスピードは落ちていき身体の切れは殆どなくなってきました(←現実・・・)
トラックマンで測定すると振れていると頑張って290yちょっと、何だか身体が動かないな~ってなると270yくらいが現実です。
という事は、私のコースでの基準は凡そ260y位です(←現実パート2・・・悲しい)
ですが先日はフルバックからハーフ32も出ましたよ(←軽い自慢、前半39打ったくせに)


そんな私が現在使っているアイアンのシャフトは100前半のSシャフトです。
一応・・・メーカーは避けますが、、、
プロジェクトX7.0→DGX100→130X→120X→120TX→120番手ずらし→現在
となっています。


ここ5年で大きく下がってきました(笑)

なぜそうなってきたか。


やはり年齢・・・(←現実パート3)
重いと自分が身体を使って手を使うのが良く解るんです。。。。シャフトしならせるために。


これだと「飛ばない」「曲がる」「スイングが悪くなる」の3点セット

最初に「飛ばすために」といいましたが、
私の現状は、もう少し飛ばしたい!はもちろんですが、あとは「スイングを整えたい」という気持ちがあります。


飛ばすためにはもう一度自分で大げさに感じられるくらいのシャフトのしなりが必要なんです。
身体を使い、シャフトをしならせるスイングって難しいですよね。
今はその練習中。


このクラブでシャフトの感触をしっかり感じながら練習していくとスイングは「ボールが曲がらない」方向性になって行きます。
スイングのスピードを考えながら振るので距離感は良くなってくると思います。
こないだも200yちょっとのショートホールを4アイアンでスピンを入れながら打って落ちてぴったり止まって3m、バーディー!(←自慢パート2)
自分でもわかる結構ギリギリなライトなスペックですが思惑通り良い感じです。


ここまでのまとめ
硬いシャフト使いこなす→曲がるが飛ぶようにはなる(スイングは綺麗にはなりにくいかも)
柔らかめのシャフトを使いこなす→曲がらないが大きく飛ぶようにはならない(スイングはゆったりで綺麗になりやすい)


ちょっと簡単にまとめすぎですかね・・・・


今の私は曲がらないスイングから身体の使い方を見つめなおし、また飛距離を上げて行きたいと思います!
これが「試合で使えるスイング」だと思いますよ!


スイングは
《飛ばす》

《曲げない》(アプローチ含む)
を交互に練習していくようにすると必ず良くなっていきます。
ですがトータルの練習量としては飛ばす(2割)曲げない(8割)がベストかな?と思います。


デシャンボーくらい飛距離上がると世界は変わりますがね・・・




さてこの先にはここまでの話を踏まえた「スイング形成が」が始まってきます。

そのお話は・・・・・






また来年かな?




以上でクラブ(シャフト)から見るスイングの考え方の話は終了です。


2017年にブリヂストンのインストラクター日本1になってから、ま~スイングは緩んできて成績は悪くなってきました。
もう一度来年は頑張ってみたいな~って思っています。

なのでまずは「曲げな!!!!!!」ですよ。

頑張って来年は・・・・・・



・・・です!




皆さん今年1年間ゴルフ頑張りましたね~。
これ見るくらいの人はきっとゴルフが好きで練習してきたハズです!
その練習は裏切らないしきっとスコアは良くなっていきハズです!
私が生徒さんよくアドバイスするのですが
「スコアは365日全てのラウンドで繋がっている」です。
練習が上手く行かなくても、スコアが悪い時があっても全てのスコアは繋がっています。
そこで諦めたら後が勿体ないです!
ざっと数えてみたら来週が今年最終のラウンドで26ラウンド目です。その日の夕方には最後の468ホール目がやってきます!
そこでやっとスコアのつながりが一度終わります。
その時に「今年良いゴルフができたなー」って必ず思いたいので捨てるホール、ショットはしていないつもりです!


皆さんは今年の打ち納めは終わりましたか?
最後のホールはゴルフ場に一礼して終わりましょう!
そしたらきっとゴルフの神様は来年微笑んでくれると思いますよ~


今年も1年間このブログ観てくださった方、有難う御座いました!
今年も会社の、お店のブログなのに結構好き勝手書かせていただき、進んできました(笑)

コロナ渦で世の中が大変な時ですが、皆さんの気分を変える事が少しでも出来ていれば嬉しいです。

恐らく今回が今年の最終回になります、また来年元気にお会いしましょう!



良いお年を!



また来年に続く。

と思う(笑)

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