匠が斬る!其の五十 溢れるスイング理論
2020/06/06皆さんこんにちは!田原です。
このブログも50回目、長くなってきました、見ていただいてる皆さん有難う御座います(生徒さんが大半かな?)
ですが以前、赤坂店ではブログ読んでますよ~って、一般のお客様よりお声がけしていただいた事もあります。
そういわれると嬉しいですね、こりゃー、レッスンしている限り続けないとダメかも知れませんね(笑)
ちなみにまだクレームはありません(笑)
ご存知だと思いますが、東京都のロードマップはステップ2となりこちらガーデン東京店でも再開に向けて急ピッチで準備をしていたところ・・・・
「東京アラート」が出てしまいました。
スタッフ一同
「え・・・・・・」
でした。
一般のお客様を始め、契約プロ選手、契約アマチュア選手、スクール生、TBPM生、多くのゴルファーの方々が再開を待っている中、再開予定を再調整となってしまいました。
皆様にはご不便をお掛けしていますが「安全はすべてに優先する」がブリヂストンの考え方でもあり、皆様の安全を第一に考えています。
よって、営業再開はもう暫く、もうちょっと?あと数日?だと思いますいのでもう暫くお待ちください。
ところで・・・・
私の最近の行動というと
自宅での勤務9割:店舗勤務1割
だったのが
自宅での勤務2割:店舗勤務8割
となってきました。
ですがレッスンは再開していないので・・・・
時間にはある程度余裕が有ります。
なのでMethodで使っている、ConPASという機器のバージョンアップを開発チームと行い改修し完了(まだまだ続きますが)
Methodのレッスンをブラッシュアップし内容を見直し、レッスン項目を追加。
等々、行ってきましたが・・・
時間に余裕あり
↑暇とは言っていません・・・・・・・・決して暇とは言っていません!!!
(言ってませんよ!課長)
そんな時Method担当している大森プロより
「こんなスイング理論が流行ってるみたいだけど知ってる???」
と。
名前は聞いたことあったのですが、内容までは知りませんでした。
スイングを作っていく上での考え方として
①色々なスイング理論に触れてみて、試してみて使えるものは使う
②余計なスイング理論は入れない
と2通りあるとすれば、私はどちらかというと②です。
なぜならほぼ大体の理論は
「かなりに難しい」
からです。
今回聞いた理論は、聞いたり見てみると(YouTubeなどで)面白く「なるほどね!!!」「あー解る解る!!!」
という事もありました。
自分で習得したいか?というと
チャレンジしてみたい!!!
ですが、生徒さんに試してほしいか?できるか?というと
止めておいてください!!!!
です。
私がやってみて習得できたら1Wは飛ぶだろうし、ショットの精度は増すと思います。
ですが、習得できるのには多分早くて2年くらい掛かるかな・・・・ってところ。
さらにその間は「当たらないので飛ばない、曲がる」になるのは解っています(経験上間違いなく)
少ないとはいえ試合に出るのでその間は全く成績は出ないと思いますし、かなり萎える(笑)と思います。
逆に言えば試合数が多い選手なら・・・・・
いやいや、予選落ちは生活に影響出ますし、やはり萎えるでしょうね。
でも皆さんはこれを試すんです(笑)
面白そうだから。
しかも、入ってきた感覚や考え方が合ってるか間違ってるか解らないのに。
(酷い言い方ですみません・・・・)
そして・・・・・
そのうち、というかすぐに止めちゃうんです。。。。。
なので結局「解らない」や「余計当たらなくなった」になるんです。
今回触れた理論では
①ボール位置
②グリップ
③アドレス
について何も触れていません。
スイングの理論が変わればクラブのアタックアングルや軌道がすべて変わり、よって変えなければいけないはずです。
でも触れないという事は
「その辺は言わなくても解ってるだろ?」という事で上級者向けなのか、そんなの関係ない、と思ってるのか、
そもそも伝えてる人がそれを知らない?(開発者ではない)
でしょうね。
もし今回の理論が本当に素晴らしいもので、私達メソッドの担当者にすんなりと入って来るとすれば、今のレッスン内容を見直さなければいけません。
ですが今回は「難しい」という判断です。
(魅力的な考え方で今までにない、むしろ逆発想なので本当は開発した人に聞いてみたい!!!!)
ちなみに私が素晴らしいと思える、というか使う考え方はPGAと自分の経験です。
PGAのレッスン理論に関しては賛否両論あるのですが基本「ながーーーーく」変わっていません。
ですがそこが重要だと思います。
クラブの進化でスイングの考え方は全く違うものなってきましたが、
・ボールを飛ばす
・ボールを止める
・ボールをコントロールする
という事は何も変わらないはずです。
車で言うと
・加速
・止まる
・曲がる
ですが、自家用車でもレースカーでもこの基本は変わらないですよね。
生徒さんに良く言う事ですが「難しいことは止めましょう、できる事を練習しましょう」と。
Methodでレッスンしていることは決して難しい事や特殊なスイングではありません。
そんなことレッスンしたら皆さん当たらなくなりますからね、ですがこの簡単なことが知らなかった、出来ない方には「変な」「特殊な」
に感じるかもしれません。
色々な話に広がってきましが・・・・・・(笑)
やろう!!!と決めたらやり切ってください!!!!
皆さんがいつも行ってることは、私達からすると「結構なスイング改造」です。
またひどい言い方ですが、改造したら最低〇年は当たらないはずですし、当たるってことは変わっていないという事かも知れません。
なので私達は基本的には「基本」しかレッスンせず、基本の中の基本を解明し解りやすく説明するために高度な機器を開発してきました。
では何したらいいの????
まずは皆さん、練習場で80yを10球中9球乗せれるようにしてください、打ち方はどんな打ち方でもOKです。
出来る人は多分自分のスイングを知ってるです。できなかった人ができるようになった時、そのスイングは自分のスイングだと思います。
それができたら100y 120y 140y 150y・・・・
その頃には飛距離も間違いなく伸びてると思いますし、おそらくベストスコア出ると思います。
出来た時、そこに溢れてるスイング理論が入っているでしょうか?
床反力を使い、ヘッドをシャローに下してきて・・・左軸のみでまたは右軸だけで、体重移動を大きく、体重移動せず、
ボールをよく見る、ボールが飛び出すのを目で追いながら、グリップはフックに、右手は・・・・左手は・・・・・
目線、リズム、テンポ、
気にするところやレッスンのキーワードはまだまだありますね。
組み合わせは無限に広がっていきます。どの理論の考え方もバラバラです、どの組み合わせが正解でしょうか。
先に話した80yがどうしても乗らない人は50yから、それでも出来ない人は東京店のスクールのどれかに入ってください(笑)
今回は世の中にあふれるスイング理論についてお話しましたが決して否定してはいません。
これらで救われる方や80yが10球乗せれるようになる方もいると思います。ですができるか?できないか?は良く見極めてください。見極められない方は誰かに相談しましょう。
そしてチャレンジするときはやり切ってください!!
当たらないからやーめた。は全くの逆効果になってしまいます。
世の中に溢れるスイング理論を考えた人は間違いなく皆さんに「上手くなってほしい!!!」と思ってるはずです。じゃないと売れないですからね(笑)
私達は科学でゴルフを解明する事がキーポイントです。
最新の科学を駆使し偏らないスイング理論を今後考え、開発していきたい!!と思っています。
だんだんと世の中は元の生活に戻り始めています。
ゴルフに行ってください!!!!!とは言えませんが・・・・・・
皆さん、ゴルフ頑張ってください!!!!!
つづく