匠が斬る! 其の四 イメージトレーニング編
2017/07/14皆さん こんにちは、田原です
いやー暑いですね! こんな日に練習場でボール打つには結構しんどいですよね~
さっそくですが解決方法!
ひとつめは・・・
インドアで練習!!
ゴルファーズストア赤坂では冷暖房完備なので四季を問わず快適に練習できます!
寒い!暑い! って時インドアは良いですよね~
ふたつめは・・・
練習しない!!(笑)
・・・・・・
実はこれはこれで間違っておりません。
それではその理由を今回のイメージトレーニング編でお話してみたいと思います。
練習しない! というのは極端なんですが、方法を知っていると、
『練習している時と同じ状況を作ることが出来る』んです。
んーっ ??? ですね。
突然ですが「人間」って素晴らしい生物ですよね!
特に「脳」は解明されていない事が多いようですが、素晴らしい可能性がたくさん秘められているようです。
その「脳」って色々な生物に備わっていますが、私達「人間」しか出来ない事はたくさんあります。
その「脳」を騙すんです(笑)
こんな例があります。
アメリカのバスケットボールチームでの話ですが、チームの中で3つのグループを作ります。
Aチーム : 毎日1時間フリースローを練習
Bチーム : 何もしない
Cチーム : フリースローが成功しているイメージトレーニング
と分けて練習したそうです。
数週間後・・・
Aチームは、約40%シュート率が上がったそうです
Bチームは、進歩なし(もしくは下手になってないかな??)
Cチームは、約40%シュート率アップ!!!!!!
こんな簡単ならCチームが良いですよね!?
これが上でお話した「練習している状況を作る」って事です。
又、PGA 講義資料からの抜粋となりますが、こんな例も・・・
『イメージを描くと生体内に、ある種の反応が生じる事が知られている。
例えば、熟練した体操選手が床運動の演技をしているイメージを描くと、
皮膚電気反射・呼吸曲線・筋電反応において、実際に運動した時と同じ変化がみられる。 つまり、イメージを描くと、体は動かしていないが、情動的な興奮が実際の運動と同じ変化がみられる。ゴルフにおいても例外ではない。』(以下省略)
講義を聞いたとき私も「へぇ~~~~そんな事あるんだ~」と思いました。
それでは今回もバッサリ斬らさせて頂きます!!
『暑いので練習はしたくない! そんな時は脳を騙せばよい!!』 です。
簡単ですよね(笑)というか短絡的かも・・・
ですが実際はそうでもないんです。
皆さんがイメージトレーニングを行う際に大切な事は2つ
①身体の動かし方を理解またはある程度のスイング(ゴルフ)理論を知っている、
②コーチが伝えたい事(練習内容・イメージ)を正確に把握できているか。
が最低限 解っている必要があります。
間違ったイメージでトレーニングすると違う方向に行ってしまいますね。
これはイメージトレーニングだけではなく、皆さんにインストラクションを行う時に 私達が最も気を付けなければいけない事です。
最後に方法ですが、「静かな場所で集中して行う」です。
寝る前、暗い場所で、何度も繰り返して行うと効果が上がります!
そして、最も重要なのは「やったことがあるからイメージ出来る」です。
極端ですが大好きな選手のイメージを、ながーーーーく持っていると同じスイングに近くなります←これ本当です!!
ですが実際にボールを打ったことが無ければ、ボール自体にも当たらないんです。
いくら最高のスイングをしても、やはり実際にボールを打っていないとやはり当たりません(笑)
私がお伝えしたいことは、実際の練習にイメージトレーニングを取り入れると練習効率は大幅にアップすると言う事です。
決して練習(実打)しなくても、良いスコアが出る!って事ではないのでご注意下さい。
それでは、次回は栄養学についてお話しさせて頂きます。
お楽しみに!