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匠が斬る! 其の五 栄養学編

2017/07/26

皆さんこんにちは、田原です。

いや~、暑い!ですね。

こんな暑い中でのプレーで気を付けることはなんでしょうか?

それは『熱中症』です。

テレビや新聞でも連日ニュースになっておりますが、最悪死に至ってしまうケースも多数あります。

私もゴルフ場で突然倒れる方を見たこともあります。。。

皆さんがそうならないように『栄養学』から「水分」についてお話しさせて頂きます。

体内の水分総量は体重の約2/3位といわれますが、そのくらい人間には『水』が重要です。
大部分を占める『水』ですが主に3つの役目を担っております。
  ・溶解作用(体の全ては水に溶けている)
  ・運搬作用(血液)
  ・体温保持(体内の水を温めて)

今回は体温保持についてのお話になるのですが、熱中症はその『熱』を逃がせなくなることです。
人間が熱を逃がすためには汗を出しますがそのためには『水分』を取る必要があります。

ではその水分補給の重要性として
水分損失率(対水分)と現れる脱水諸症状
  1% 大量の発汗、のどの渇き
  2% 強い渇き、めまい、吐き気、etc
  3% 汗が止まる
  4% 全身脱力、動きの鈍り、皮膚の紅潮化、etc
  6% 手先の震え、ふらつき、混迷、頭痛、
だんだん怖くなってきたのでこれ以上はやめます・・・
(資料には20%損失した時まで乗っています・・・)

体重の3%超えて損失すると『熱中症』です。
たった3%です。

ではその3%をどのように水分補給していくかです。
その水分の取り方は

運動前では、
水かお茶を飲む(薄い色の尿が出るのが基準)

運動中では、
薄めないスポーツ飲料を飲む
体重の2%以下にならないようにこまめに、

運動後では、
汗が出ているのならスポーツ飲料
出ていなければ水やお茶
を出来るだけ飲み続ける(薄い色の尿が出るまで)

ポイントは「尿の色」と「スポーツ飲料を薄めない」です。
尿は出来るだけ透明な状態を維持することです、薄く量がしっかり出るように!
そして水分補給では汗と一緒に出てしまう「ナトリウム」の補給が必要になりますが、
このナトリウムは「糖」と結びついて吸収されます。
ですから、どのスポーツ飲料も「甘い」んです。
(ちなみにポカリスエットでは約6%、アクエリアスでは3~4%の糖が入っているそうです)

それでは本日の斬り!です

スポーツ飲料に含まれる電解質や糖質が高すぎると浸透圧の関係から水の吸収が阻害される、そのため、体液より低濃度なスポーツ飲料を摂取すべき!』

少し甘いと感じるスポーツ飲料ですが、ちゃんと理由があるわけですね、なので出来るだけ薄めず飲むようにしてください。

コーヒーや紅茶は利尿作用があるのでお勧めしません、アルコールも熱中症になるリスクを高めますのでやめましょう~

ハーフの食事で飲むビールは美味しいのですが我慢したほうが良いです!

この暑い夏のゴルフプレー、事故が無いようにくれぐれも気をつけて下さい!

つづく

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