匠が斬る! 其の十五 ゴルフルールについて 編
2018/03/16皆さんこんにちは!
暖かい日が多くなって来ましたが皆さん花粉症は平気ですか?
私、" スギ "はさほどでは無いのですが、" ひのき " と " ブタクサ " の花粉が酷いです・・・
少し嫌な季節ではありますが、ゴルフシーズン到来! しかしゴルフ界に大きなニュースが!
PGA(日本プロゴルフ協会)会員やプロ競技ゴルフに出る方などで知っている方はいらっしゃると思いますが
「2019年にゴルフルールが改正!!!!!」
それも大胆な変更点を多く感じます。
この構想は2012年から始まったもので、PGA会員他にアンケート等が行われ、都度フィードバックが行われて来ました。
アンケートには私も参加したのですが「え~っ こんなルールはどうなのよ!?」
なーんてモノが多く含まれていました(笑)
そんな2019年から開始される新しいルールで、皆さんに必要と思われるものを判りやすく幾つか紹介してみたいと思います。
こちらはJGA・R&A ・USGA等でも発表されています。
( 1 )コースを5個のエリアに分けられ、その名称が変わります!
・ ティーインググラウンド⇒ティーイングエリア
・ スルーザグリーン⇒ジェネラルエリア
・ バンカー(変わらず)
・ ウォーターハザード⇒ペナルティーエリア
・ パッティンググリーン(変わらず)
う~ん、使い慣れるまでしばらくかかりそうです・・・
( 2 )距離計測器の使用が認められる
注:高低差が出るものはダメ
委員会は使用禁止にすることもできる
プロの試合では競技委員が禁止にするでしょうね
( 3 )ボールの捜索は3分まで
5分から3分に短縮されます!
探す時間が短縮になるのでロストボールになりやすい!?
( 4 )スタンスを取った後にキャディーが後ろに立つことを禁止
女子プロの試合でよくやってますね、今までは打つ時に立っていなければOKでした、困る女子プロは多いと思います。
( 5 )ドロップの方法
現在:肩の高さ⇒膝の高さ
アンケートでは地面から数センチにするのはどう思う?なんてのがありました(笑)
( 6 )2度打ちはペナルティー無し
1打罰が無罰になります。
( 7 )バンカー内のルースインペディメント(枯葉・石・小動物の作った穴・糞など)を取り除く事が出来る
石を取り除けるのでクラブの傷付きが防げますね
( 8 )バンカー入ったら2打罰で出せる
今までは外に出すにはアンプレヤブルしかありませんでしたが、2罰打で球とホールを結んだ後方線上に出せることになります。
面白く思い切った改正ですね(笑)
アンプレヤブルはバンカー内に限ってましたが、バンカー入るとなかなか出ない人には嬉しいですね。
( 9 )旗竿を立てたままパットすることができる
現在、グリーン上でパットした時ピンに当たるとペナルティでしたが
もし当たっても無罰になります。
ロングパットでピンを持ててもらうのを待つ時間を短縮する狙いがあるようです。
( 10 ) パッティンググリーン上のプレー線に触れただけでは罰にならない
ライの改善をしたとみなされた場合は2罰打ですが、キャディーさんの「ここ狙ってくださーい」ってピンで指すアレはOKに
( 11 )パッティンググリーン上の破損個所を修復できる
今まではピッティマーク(ボールの勢いで付いた凹み)は修復できましたが、人、動物、乗り物で出来たものも修復できるようになります。
スパイクマークを修復できるのはいいですね!ただし自然に窪んでるところは直せません。
( 12 )球を動かしたことの罰の免除
以下の項目で罰が免除されます。
- 球を探している時に自分の球を動かした場合 ・パッティンググリーン上で偶然に球を動かした場合
風で動いてしまった時でも無罰ですね
- 規則に基づいて球をマークする、拾い上げる、リプレースするときに球を動かしてしまった場合
「偶然」がキーワードですね、偶然の場合は基本無罰という認識のようです。
<番外編>
- 速やかにプレーする方法についての推奨
各ストロークを40秒以下(通常はさらに少ない時間)で行うことを推奨する。
- 時間短縮のため打順を変える(通称レディーゴルフ)を推奨
如何でしたでしょうか?少しでもルールに興味を持っていただきたく今回はルールについて触れてみました。
新ルールをもっと知りたい!という方は
JGA 日本ゴルフ協会 http://www.jga.or.jp/jga/jsp/rules/news_detail_14688.html
または・・・・
私まで(笑)
勉強しておきます。。。
尚、お気づきの方も多数いらっしゃるかと思いますが、今回は斬りなしです。
あしからず・・・
つづく