匠が斬る! 其の十六 スイングをコントロールする
2018/03/27皆さんこんにちは!
今年になって、5回コースを回りましたが、まだアンダーのスコアが出ない田原です・・・
何で出ないんだ??
なんだか、飛距離落ちた?
四十路前ですから・・・・
しっかり身体作らないと、どんどん飛ばなくなりますね。
頑張ります。。。
さて、今回のお話は『スイングをコントロールする』についてです。
皆さんはコントロール出来ているでしょうか?
大辞林には・・・
①
・制御すること
・統制すること
・管理
②
球技で、ボールを狙い通りのところに投げたり、蹴ったりできる能力
とありました。
皆さん、制御・管理をする練習はしておりますか。
ゴルフスイングで『制御・管理』というと、どんなことでしょうか?
以下などが考えられます
1.クラブスピード
2.ヘッド入射角
3.クラブパス(インパクト前後のヘッドの軌道)
4.フェース向き
5.スイングの大きさ
6.リズム・テンポ
7.前傾角度
・・・・
・・・・
あれっ?
よく考えたらスイングのすべてが制御管理ですね(笑)
動いてる物体に対する運動はどちらかというと『反応』ですが、
ゴルフはボールが止まってるので自分で動きを作らないといけません。よってその動きを『制御』しなければいけません。
ほぼすべての動きを制御管理しなければならないゴルフですが、その中でも特に必要で皆さんの練習環境で行える事は
①スイングの大きさ
②力の調整
でしょうか・・・ ほかにもありますがまずはこの2点を練習しましょう。
<スイングの大きさについて>
練習するクラブは何でも構いません、振るときにスイングアークの大きさを制御します。
大きさはこの5つ
モデルは古川プロ
まずは7時-5時の大きさ
次に8時ー4時
うつむいていたのが・・・
正面向いてくれました(笑)
続いて9時ー3時
なんだか笑顔になってきた!?
上の2つはシャフトが時計の針でしたがここからは腕が針の役目になります。
さらに大きくなって10時ー2時
おっ!笑顔!
最後は満面の笑みで、11時ー1時です。
皆さんの練習場にはスイング撮影できる打席はありますか?
ある場合はスイング大きさを自分で制御出来ているか確認しながら練習してください。
この練習は、飛距離の調整にも大きく役に立ちますが「自分の身体を制御する」練習にも役に立ちます。
次に<力の調整(力加減)について>です。
この練習の方法は
スイングの大きさは同じで振る強さを変えて練習します。
例えば、フルショットの大きさで30y.70y.100y.130y.150yと距離を変えていきます。
この時に「どこに力を入れたり抜いたりして距離をコントロールしているか」を感じながら練習してください。
その力の入れ方や抜き方が解ってくると飛距離の調整はもちろん「飛ばす方法」もわかると思います。
<ヒントとして>
・腕の振る速さで調整
・リズムを変えて調整
・体重移動を意識して調整 などでしょうか。
まずは2つで体の動きを制御管理してみてください。
自分の身体をコントロールする練習をすることでフィジカルリテラシー(身体の賢さ)を上げていきましょう。
この2つは車の運転にも似ています。
・スイングの大きさ⇒ハンドルを切る強さ
・力の調整⇒アクセルを踏む強さ です。
コントロールできないと目的地(カップ)に到達できないで事故(OBや池)が起きてしまいます。
ゴルフって18ホールの間、凸凹で、水たまりがあり、すぐ横は崖で、砂利道だったり、大きな石が落ちていたりと、道を運転しているのと同じです。
確りハンドルを握り、アクセルをコントロールしながらの悪路を進んでいくんです。
それでは今回の斬り!です。
アクセルをベタ踏み(とにかくフルスイング!)で片手運転(ハンドル操作しにくい)では事故が起きてしまいますよ!
4月になるとピカピカの1年生が町を歩き始めました! (うちの子供もピカピカの1年生になりました!)
突然飛び出す子供には皆さん注意して運転してくださいね!
ゴルフも運転も事故がないように注意しながら、しっかりコントロール(制御)して練習・ラウンドしましょう!
つづく