匠が斬る!其の二十七 事故らないために!編
2019/01/11皆さんこんにちは田原です。
少々時間が出来たのでゴルフのお話を。
今回はちょっと上級者向けかな?と。。。
ゴルフは色々なイメージを持ってプレーするものですが皆さんはどうですか?
私は生徒さんによく
『妄想(イメージ)を暴走させる』
と言います。
どんな事かと言うと。
①自分の目の前のボールがどのような軌跡を描き目標とする場所へ飛んで行くのかを強くイメージする。
②今、自分がおかれてるシチュエーションをもとにスイングを強くイメージする。
の主に2点です。
強く!強く!イメージします。
まさに暴走するくらい(笑)
私のレッスンではよく車の運転に例えるので、運転に例えてみますね。
①について
どの選手有名選手も『必ず』自分の球筋をイメージします。
以前にもお話した?と思いますが、ボールはまっすぐ飛ばなく必ず曲がるものです。なので必ず曲がる大きさ等をイメージします。
車の運転で言うと・・・・
まずは目的地までの道順を頭で描くようなことです。
「ここ赤坂店からお台場海浜公園に行こう!」って考えたとします。
私はまずgoogle Mapsを開きます(笑)
「どの道で行こうかな~、首都高台場線で向かうか・・・ 時間あるし下道からゆっくり行くか・・・・ う~ん天気良いしレインボーブリッジで行こう!」
と言うような感じです。
もし目的地(カップ)が決まっていても、何も考えずに車は運転しないですよね?ルートを幾つか候補をだし、その中から走りやすかったり
道が広かったり、その時の自分に合うルートを決めます。
必ずルートを考える意識が働いてるはずです。
②について
こちらも車の運転に例えると・・・
皆さんが車を運転中に突然のゲリラ豪雨に遭遇したらどうしますか?
高速度道路で100Kmで運転していたらブレーキを踏みスピードを徐々に落としますよね?それにさらにハンドルは突然のスリップなどに備え両手でしっかり握るかもしれません。
ですが渋滞中だったら?10Kmのスピードでトロトロ運転中だったらそのまま運転すると思います。
いつも子供が飛び出してくる道だったら(できれば通りたくないですね(笑))ゆ~っくり走りますね。
要するに同じ車でもその時の状況でその都度運転の雰囲気を変えてるんですね。
ゴルフも一緒なんです、目の前のボールをどのルートを通ってカップに運ぶかをしっかりイメージします。
そうすると身体をどのように動かしたら良いかが解ってきます(イメージできます)
それらの準備が終わってから自分で出したルートのイメージとスイングのイメージが合致させて打つんです。
これらを知った上でテレビ中継等を見ていると、どの選手も何度も目標を見て確認したり、目標を見ながら素振りしてイメージを出しています。
素振りがルートと合わなかったり危険を感じたら(←この危険予知能力は次回お話します)仕切り直します。
こんな事の繰り返しをしているので今度よ~く観察してみてください。
車運転するとき前を見ますよね?(笑)
でも皆さん殆ど目標の確認してないんです、目の前の枯葉などの目標物に向かって構えて打ってしまいます。
目標を見ないとイメージは作れませんね。
目標物はあくまでも補助的なものです。まずは何度も目標を確認してアドレスしてください。
皆さんのゴルフのプレーを車で例えると、
よそ見をしながらアクセルべた踏み!?!?のような事かもしれませんね。
車が傷だらけ・・・・・
目的地にもなかなかたどり着けない!
ひどい時はOB(事故)になりますよ・・・・
ゴルフ場の18ホールは、山あり谷あり崖あり・・・・
大きな水たまり、砂利道、雪道、動物が突然飛び出して来たりと大変な道路を車で走らせてるのと同じなんです。
それでは今回の斬り!です
『どの道を通るかしっかり決めて、どのように運転するかもしっかり決めて行かないと目標にたどり着けないですよ!!!』
しっかり前を向いて!ゴルフも運転もくれぐれもご安全に!!
つづく