匠が斬る!其の二十八 危険予知能力!編
2019/02/18皆さんこんにちは!
まだ2月ですがなんだか少しずつ暖かくなってきたよう感じますね。皆さんのゴルフもそろそろ本格的になってくるでしょうか。
さて今回の話題は前回の続きになる『危険予知能力』です。
そんな超能力者みたいな能力は・・・・なんて思うかもしれませんが上手な選手ほど感じるもので超能力ではありませんよ(笑)
皆さんはこの能力、持ってますか?
ではどんな能力か。
それは・・・・
なんだか嫌~~な雰囲気を感じ取るんです(笑)
なんだそれ?ですね。
ゴルフのテレビ中継を見ているとたまに選手がアドレスしなおしたり、クラブを変えたりしますよね。
あのような感じです。
私もそうなんですが、アドレスしているとたまに「このショットはミスになる・・・」って感覚や「このパットは外れる・・・・」って解るんです。
きっと皆さんの中にもいらっしゃると思います!
そんなときは必ず1度仕切りなおして、考え直せばいいのですが。皆さんよくやりますよね?(私もですが・・・・・・・)
そのまま打っちゃった(笑)
そして大体が「ミスショット」
打った後に、「なんだか当たらないと思ったんだよね~」
なんていいますよね(笑)
そのあと決まって「あーゆー時は仕切りなおさなくちゃいけないんだねなぁ~」って。
そうなんです、仕切りなおさなくちゃいけないんですよね。
なんでこんなことが起きるのかって言うと。
今から行おうとする動きと、その状況が求めてる動きが合っていないんです。
前回のように車の例に例えてみましょう。
「この道・・・・前回通った時、突然ネコが飛び出してきてびっくりしたよな~、今日はゆっくり走ろうっと」
って事、ありますよね。
もし似たような道路に来た時
「この道路ネコが飛び出してきたあの道路と似てるな・・・・危ないかも?」
って思ったらどうします?
減速して気を付けますよね。
ゴルフも同じなんです。
過去になってしまった多くのミスから身体が、脳が反応して嫌がるんです。
なので私が学生や競技者の生徒にいうアドバイスには
「練習ではミスしても良い、そのミスが経験値になる」
です。
練習でたくさんミスしておかないと、危険予知が働かないんです、そうするとあっけなく試合で簡単なミスをしてしまうんです。
ゴルフってミスを少なくするスポーツなんです(ほぼ多くがミスショットで成立しています)
なので練習では多くのミスをする事で多くの経験値を得て、ミスの幅を少なくして行くんです。
皆さんこの能力ありますか?
無い方は・・・・・
まだまだミスの経験値が足りないのかも???
それでは今回の斬り!です
「1打でも少ない打数でラウンドしたい方、練習のランドではたくさんミスしてください。そして本番ではミスを少なく(其の十二でお話ししてますね)です!」
成功体験も、失敗体験も多くの経験をしていくことで少しづつスコアは少なくしていけると思います。
皆さんもミスを怖がらず、嫌がらず、経験だと思って楽しんでゴルフをしてくださいね!
これからいよいよゴルフシーズンになっていきます!
まずは皆さん楽しんでゴルフしていきましょう。
続く