匠が斬る!其の三十一 下半身の動き編パート3
2019/04/09皆さんこんにちは!
前回に続いて下半身の動きを中心に身体の動きを見ていきましょう!
頭上にカメラを設置して撮影しています、広角レンズのため多少歪みが出てますがご了承ください。
注意)これらの動きは皆さんの身体の柔軟性、手足の長さ等を考慮しないで説明しています。骨格上等の理由で出来ない方もいらっしゃいますのでご了承ください。
↑アドレスです。
広角レンズのためか右を向いてる感と左足重心に見えます。
↑テークバックです。
前回と同じコメントになってしまいますが、まだ右肘は曲がっていきません。
曲がってしまうという事は、フェースが開く動きになるので注意です。
下半身はまだ動いていません、下半身の始動が早すぎるとクラブがインサイドに動きすぎてしまいます。
↑バックスイングです。胸の正面に手をキープ出来るようにする事が重要!
この写真の時に右胸の位置に手がある方が多いのではないでしょうか。
右肘はまだ曲がっていませんね。
下半身を積極的に動かす事はありません。
↑トップ直前です。
身体は「クラブを上げる動きにつられて回転」していきます。
テークバックで身体の回転を意識しすぎるとクラブがインサイドに上がってしまいボールに対して開いている形になります。
↑トップです。
左右の手の向きがポイントです。
右膝は特に角度をキープしません。ただし正しい使い方ができれば。です。
この時に右足小指側に重心が逃げていく動きはありません←これを皆さんはスエーと呼び
嫌がるためにひざに角度を保とうとします。ですが右膝を無理に固めない選手は大勢ますよ。
↑ダウンスイングです。
フェース面は開いていません。
左に踏み込み反床を使っていきます。
↑インパクト直前です。
2枚目の写真の形に戻せるかがポイントになります。
右足はしっかり蹴っていきます。
↑インパクトです。
右足はクラブの動きにつられさらに踵が上がっていきます。
アドレス位置より若干ハンドファーストになります。
ベタ足にはなりません。見た目でヒザの動きを我慢しようする方もいますね。
ベタ足で身体を回す(使う)事は相当難易度が高いのでおすすめしません(笑)
↑インパクト直後です。
胸の前に手がある状態ができていれば上体と腕の使い方は同調が取れています。
左足は踏ん張ってるので動いていません。
ここでも左ひざが伸びないように制限はかけません。
ここでのポイントは前傾をしている骨盤は後傾していく動きをする事です。
上の写真で止まってる状態です。
フェースの見え方はこんな感じになります。
大体の方はローテーションが起こって、または起こしているため、この形にはなっていません。
イメージの中ではここでもフェースは返りません。
なのでハンドルを左に切る動きのように・・・なんていう動きは無いです。
このあたりから左足小指側に重心が乗っていくため足の中は捲れていきます。
↑フォローです。
まだ胸の前に両腕があり、見切れていますが三角形が保たれています。
如何でしたか?
皆さんに自分目線で解りやすく比べてもらうため上空にカメラを設置して撮影してみました。
え?
スパイクの中??ですか?
ではご要望の(笑)
↓
ローテーションを起こさないようにしていき、返って行こうとするフェース面を返さないようにするのが上級者になってきます。
初心者の方はまずはローテーションを覚えたいので今回の話題は少々難しいかも知れません。
これらの動きを正しくやってみると今までのスイングと全く違う動きになります(笑)
全くやってみたことが無い動き感じますが、動画で撮ると普通もしくは綺麗に見えます。
皆さんの練習の参考にしてくださいね。
次回もお楽しみに!
つづく