ナイスショットは、良い姿勢から得られるものです。
ボールをまっすぐ遠くへ飛ばすためには、再現性の高いスイングが必要です。そのためのベースとなるのが、
正しいアドレスの姿勢(ポスチャー)。クラブを構えたときの前傾角度が足りていなかったり、逆に前傾角
度が深すぎたりすると、正確にボールをインパクトしづらくなります。鏡などを使って、自分が正しい姿勢
で構えられているかをチェックしてみてください。
良い姿勢で構えるポイントは、ヒップアップです。最初に背筋を伸ばして直立した姿勢から、両手を足の付け根(股関節)にあてがいます。そして猫背にならないように背筋を伸ばしたまま、上半身を20〜30度ぐらい前傾させましょう。腰の部分を中心に、お尻を上のほうへ引き上げている感覚があればオッケーです。そのまま両腕を自然に垂らしたところが、クラブをグリップする手の位置になります。グリップの位置はアゴの下。腕が肩の付け根から自然におりている位置であれば、両手が振り子運動をしたときに、何度でも同じところを通るようになります。これが正しい姿勢です。クラブを握ったときの頭の位置は、スタンスの中央。両手の位置は、左太ももの内側が目安になります。
正しい姿勢の作り方をドリルとしてご紹介します。
この4つのステップを習得すれば、いつでも正しい姿勢でナイスショットが打てるようになります。
【中級編02へ続く】