正しくまっすぐ構えるのは、案外難しい!
ゴルフのスイングでは、ボールを飛ばす方向にカラダを正対させません。目標方向に対してアドレスすると、いつもカラダは横を向いている状態になっています。ですから、自分が目標に対してまっすぐに構えているつもりでも、周りの風景や目の錯覚によって、知らないうちに右を向いていたり、左を向いて構えていることがよくあります。
スクエアになっているアドレス
直訳すると「正方形」や「四角」を意味しますが、ゴルフでは「直角にまっすぐ」の意味でよく使われています。「スクエアな構え」は、つまり「目標に対してまっすぐの構え」のことです。
オープンになっているアドレス
目標に対してカラダが開いている状態を「オープン」といいます。飛球線後方から見た場合、身体が左を向いています。
クローズになっているアドレス
目標に対してカラダが閉じている状態を「クローズ」といいます。飛球線後方から見た場合、身体が右を向いています。
目標に対してボールをまっすぐに飛ばすためには、いつも目標に対してまっすぐ構えられるようになりましょう。そこで、ちょっとした構え方のコツをお教えします。アドレスする際の手順として覚えておきましょう。
1 目標とボールを結んだ後方線上に立ちます。そして、ボールと目標の間にスパット(目印)を見つけます。スパットとして定めるのは、芝の色が変わっているところなど何でも構いません。
2 スパットから目を離さないようにして、ボールの横に移動します。そしてスパットに対してフェースを直角に合わせます。
3 フェースの向きが変わらないように注意して、飛球線方向(目標のライン)に直角にスタンス(足場)を決めてアドレスします。肩、腰、両ヒザもスクエアになるように心掛けましょう。
【初級編05へ続く】