飛距離モンスターの謳い文句でヒットしたツアーB JGRボールの2代目が新登場した。新JGRボールの注目はマッスルコアと呼ぶ内部のコア部分だ。コアの中心部をより軟らかくしたことで、インパクトでボールがしっかりつぶれ低スピンが実現され、同時にコア外寄りの剛性を高めたことで、つぶれたボールの復元力がアップ。復元力の速さは、高初速に直結。初代を超す超飛距離モンスターのエネルギー源=マッスルコアの実力を探るべく、新&旧JGRとツアーB XSの3モデルで比較試打。テスターは鈴木悠介プロ、ドライバーはHS41m/s、アイアンは8番、HS33 m/sでテストした。
結果は別表のとおり。新JGRが平均飛距離243.7ヤードと初代に4.1ヤード、XSに8.1ヤードの差をつけた。鈴木プロは「高初速を感じます。飛び出すボールの残像が明らかに速い」。8番アイアンでは唯一150ヤードを記録した。
鈴木プロが本来の
HS48m/sで打ってみたら…
鈴木プロ本来のスウィングで新JGRとXSの比較試打も敢行。すると新JGRがトータル平均281.0Y、XSが281.1Yとほぼ互角。「この結果からすると、HS上限45~46m/sのゴルファーまでなら新JGRのマッスルコアの恩恵が受けられるはず」と分析