BEST DISTANCE - 勝つために選んだ三者三様の最大飛距離| B Series | BRIDGESTONE GOLF -ブリヂストンゴルフ-(Bシリーズ) |

BEST DISTANCE - 勝つために選んだ三者三様の最大飛距離

ベストなドライバーはプレーヤー毎で異なる。
ここに紹介するトッププレーヤーたちの
勝利に貢献した
異なる性質の最大飛距離を
参考にしていただきたい。

比嘉一貴 × B1 賞金王に貢献したB1のコントロール精度
比嘉一貴

2022年日本男子ツアーはプロ5年目の比嘉一貴が初の賞金王を獲得した。身長158センチと男子ツアーの中では特別小柄な比嘉一貴がツアーナンバーワンの座を獲得できたのは、その卓越したショット技術がパフォーマンスとしてフルに発揮できたからに他ならない。比嘉の出身地は沖縄。日本の中でも風の強い海国・沖縄という条件において、幼少の頃から鍛えあげられたボールコントロール技術は、今に生きるゴルフスタイルの礎となっているのは間違いない。そして比嘉が歩んだ賞金王への戦いは、その卓越したショット技術をサポートしたドライバーの存在なくしては語れない。

関西オープンのよみうりカントリークラブ、BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップの宍戸ヒルズカントリークラブ西コースなど、比嘉が制したトーナメント開催コースはショット精度が何より成績に直結する超難易度で有名だ。両コースともボールランディングエリアがタイトなホールロケーションの連続の中、比嘉は躊躇なくドライバーで攻め、飛距離のアドバンテージで他を圧倒できた。「『B1ドライバー』の高いコントロール性能のおかげでツアー屈指の難関コースでも攻略できたことが、2022年シーズンの成績に大きく貢献してくれました」。

比嘉がエースにしている「B1ドライバー」は、全てのBドライバーの中では特にコントロール性能に秀でたモデルだ。操作性の良さ&弾道の強さを兼ね備える理想的重心位置が施され、さらにヘッド後方に搭載されたアジャスタブルカートリッジ3.0で、9gウエイトを5つのポートにチェンジさせることで、選手がベストと感じられるヘッド挙動の扱いやすさ(振りやすさ)、そしてベストとイメージできる弾道を具現化できる。比嘉は「B1ドライバー」の性能を熟知して信頼し、その性能をフルに活用することで自らのパフォーマンスを常に全力で発揮できたのである。

「風に負けない強弾道でイメージ通り狙って飛ばしていける。ティショットでアドバンテージを獲得できるため、セカンドショット以降、いいライ条件からグリーン(ピン)を狙っていける精度を向上できたことが大きい」と比嘉は語る。平均飛距離285.84ヤードに対し、パーオン率70.767(6位)、ボールコントロール27(8位)、パー5での2オン率14.786(19位)と、ドライバーショットの飛距離を見事にセカンドショットの精度向上に繋げて、堅実にバーディチャンスを構築していることを伺える。「『TOUR B X』ボールとの相性もよく、飛距離と精度をうまく向上できたことが私のゴルフの強みでした」。

比嘉は9月に制したShinhan Donghae Openにて、韓国ツアー、アジアンツアーの両ツアーの広報を驚愕させた。「小さくても飛ばす秘訣はなんだ?」、優勝会見でそんな質問が出た。「日頃のトレーニングとクラブの恩恵が大きい」と比嘉は真摯に応える。海外ツアーを驚愕させた圧倒的な飛距離はフィジカルを鍛える努力、そして自分にベストなドライバーの存在があった。比嘉が手にする「B1ドライバー」はヘッドコントロールに優れ、フェード・ドローの持ち球を限定せず、あらゆるゴルファーに強弾道をもたらす。扱いやすさがスイングにマッチしたドライバーの強みは、弾道がイメージ通りに定まること、そして常に全力でクラブを振り切ることに専念できることだ。

宮本勝昌 × フェードボールの精度アップ、安定弾道で最大飛距離の獲得。
宮本勝昌

2022年シーズン、宮本勝昌はこれまでにない1年を送る。それは長い間主戦場としていたレギュラーツアーと、これから新天地となるシニアツアー、参加権利を持つ両ツアーを9月から掛け持ちして戦った。かつて学生時代は同級生のプロたちとともに“三羽烏”と呼ばれて注目され、その圧倒的な飛距離と精度の高いアイアンショットで数々の栄光を掴んできた宮本は、シニア入りしてもその切れ味あるプレースタイルは衰えることを知らない。しかし昨今、レギュラーツアーは実力ある若手選手が一気に台頭。令和の時代でトップ戦線を走る彼らと戦うために要求されるパフォーマンスの第一条件は、ずばりドライバーの飛距離にある。

ただツアー12勝のスーパープレーヤーであっても50歳を迎え、体力は到底若手には敵わない。年齢的にもこれからはかつての飛距離を落とさないことが勝負の鍵になる。そんな中、宮本が勝つためにエースドライバーとしたのは「B2ドライバー」、インパクトの効率を追求して選んだ“やさしさ”のドライバーだ。「B2ドライバー」の最大の特徴は重心アングルの大きさにある。ヘッド内部ヒール側に約18gものウェイトを集中加重させ、重心アングルを大きく確保した、いわゆるボールをしっかりつかまえて高弾道でやさしく飛ばせる、アマチュアゴルファーに人気のモデルである。

「『B2ドライバー』はドローバイアスデザインだから、ボールをしっかりつかまえることができてフェードボールのサイドスピンを抑えた弾道を打つことができる。曲がりの幅をコントロールできるということは効率的な最大飛距離に繋がっていく」と使用感を応える。フェードボールヒッターの宮本は、ボールにスライス回転を与えて弾道をコントロールするプレーヤーだが、あらかじめつかまりに優れる「B2ドライバー」を採用することで、つかまり度合いを自在にフェースコントロール(逃す方向に)できるようだ。且つ、しっかりボールがつかまった安定弾道を可能とし、パワーフェードボールで最大飛距離を放ってフェアウェイを捉えるのである。

「『B2ドライバー』は高打ち出し・低スピンという飛びの要素をクラブが実現させてくれるので、スイング技術でそれを意識することがほとんど必要ない。構えた時の安心感もあり、思い切り振り切って弾道をコントロールしていける性能が、レギュラーツアーでも十分に戦っていける飛距離となっています」。ほどよくつかまりいい重心設計他、ハイブリッドグラウン(ハニカムストリング内蔵の復元力の高いカーボンクラウン)や、そのたわみを大きくさせるパワースリットなど、細部にわたる飛び要素の好条件を生み出す「B2ドライバー」が宮本の飛距離を支えているのである。

宮本は2022年シーズン、レギュラーツアーの賞金シードを確定させ、来季は本格的にレギュラーとシニア、両ツアーでの勝利を目指す。その原動力として平均飛距離280ヤード超を支える「B2ドライバー」の存在は不可欠だ。宮本のパフォーマンスが実証するように、つかまりの「B2ドライバー」はフェードヒッターとの相性が抜群だ。重心アングルの大きさはインパクトエリアでヘッドターンのスムーズさを促す。ボールをつかまえきれず飛距離ロスしてしまいがちなゴルファーにはもちろん、ボールを十分につかまえて弾道をコントロールできるフェードヒッターとの相性がいい。効率的なインパクトで安定的な最大飛距離をもたらすのである。

古江 彩佳 × B3SD 米ツアーで初優勝できたのはB3 SDドライバーのおかげ。
古江 彩佳

ブリヂストンのプロダクトに関わらず昨今、ドライバーは“カーボン”をヘッド素材に採用し、パフォーマンスを追求する時代だ。軽比重の“カーボン”は余剰重量を獲得するためにヘッドを構成するパーツ毎(クラウンやボディ各部)に採用する方法が一般的だが、ブリヂストンはその先を行くカーボンモノコックボディ「B3ドライバー」(2022年7月発売)を新開発。圧倒的な余剰重量を獲得し、40gもの高比重ウェイトを適所に配置。慣性モーメントを最大化した「SD」  、重心アングルを最大化した「DD」と、アマチュアゴルファーの弾道改善で最大飛距離を狙った。

「B3ドライバー」は国内女子ツアーで反響を呼ぶ。複数人の選手が「B3 SDドライバー」に即チェンジ、その筆頭が古江彩佳だった。古江は自他ともに認めるドライバー巧者であり、「私はティショットから堅実に組み立てるゴルフスタイルで、フェアウェイキープが必須」と語る、そのショット精度はツアー屈指を誇る。昨季から今季中盤戦までは操作性に優れる「B1ドライバー」を使用して3勝。完璧なドライバーショットを誇っていたが、古江は2022年シーズンより米女子ツアーに挑戦。より飛距離がアドバンテージになるフィールドにおいて、「B3 SDドライバー」の“ミスへの強さ、曲がらなさ”が、さらに彼女のポテンシャルをフルに発揮できる原動力となる。

「『B3 SDドライバー』を初めて打った時、このミスに強く曲がりにくい特性は、必ず私の武器になると確信しました」。第一印象でパフォーマンスに確信を持てた理由、それはカーボンモノコックボディ+約40gのバックウェイトが生み出した縦・横9000g・㎠を超える超慣性モーメントが有利に働いたことだ。慣性モーメントの数値は巨大なほどに、インパクトで芯を外した時のヘッドブレに対する強さになり、安定弾道に貢献する。米女子ツアー=未経験のフィールド、を戦う過酷な環境は、その変化によってショットメーカーのセンサーを狂わせることもある・・・ 古江にとって「B3 SDドライバー」の寛容性は、そんな環境変化をものともしないショットの盤石さを整えるきっかけとなった。

「風にも負けない直進性の強い弾道で、安定したキャリーが得られるから自信を持って振り抜くことができる。常に全力が出せるから、自ずと飛距離もアップできた。何より『B3 SDドライバー』を使用し、弾道が飛躍的に安定したことがティショットを重視するマネジメントに有利に働いた。使用開始してすぐに優勝を挙げられたことが、このドライバーが私のゴルフに必要だったことを実証しています」。古江は「B3 SDドライバー」を手にしてすぐに挑んだトラスト ゴルフ スコットランド女子オープンにて米ツアー初優勝。その後、凱旋した国内女子ツアー、富士通レディスでは大会3連覇の偉業を成し遂げた。

古江は「B3 SDドライバー」を手にしたUSPLGAツアー2022シーズン、平均飛距離248.65ヤード、フェアウェイキープ率84.04%(8位)をマーク。様々な環境のコースを巡り過酷を極めた初シーズンにおいて脅威の安定度を誇った。学びたいのは自分にとってベストドライバーは何か、という確かな見極めだ。アマチュアゴルファーのために開発された「B3 SDドライバー」を、ツアー屈指のショットメーカーが手にして勝利を重ねた事実。自分に必要なベストドライバーこそが成績を左右することを証明している。今よりもどんな弾道を目指すか、その答えにベストな Bシリーズドライバーは必ず存在している。

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