
| 丸山さんもようやくシーズンイン、って感じになってきました。序盤戦悩んでいたパターもフィーリングが合ってきています。パターに自信が持てると何が変わると思いますか? 実はアプローチなんです。 パターが良ければ「ワンピンに寄せればいい」と思えます。でも自信がないときはどんなに難しい状況でも「1メートル以内に寄せなきゃいけない」と無理をする。で、結果的に大きなミスに繋がり悪循環が起きるのです。ゴルフは点と点を結ぶスポーツ。その繋がりにもっとも大切なのは“パター+アプローチ=ショートゲーム”なんですね。 ミスは誰でもします。あのタイガーだって「どこに打ってんの?」というくらい大きなミスをします。でも彼が強いのは、ショートゲームで点と点を結ぶ技術と、それを信じ、ミスをしても決して挫けないメンタルです。これはゴルフ以外の実生活にも共通するのではないでしょうか? ミスは誰でもするし、失敗はつきもの。大切なのはその後どうするか? ということですよね? ゴルフのアプローチ的発想で行くと、無理にミスを取り戻そうとしたり、失敗をいつまでも悔やんでいたら、事は前に進みません。振り返るより、この先どうするか? に気持ちを切り替えなければなりません。 例えばミスをして上司から頭ごなしに怒られれば正直へこみます。自分の失敗だから仕方ないけど「それは僕が悪いわけじゃない」と反発する気持ちも湧くでしょう。でもそんなことに気を取られていたらダメ。問題解決には、まず上司の意見に自分が歩み寄らなければなりません。まさにその行動がゴルフでいう“寄せ=アプローチ”。そしてお互いの意見を一致させることが“問題解決=パーセーブ”に繋がるのです。 これは恋人や家族との関係でも同じ。意見が食い違ったときは、お互いがまずアプローチを打って寄せていく。そうすればより短時間で問題は解決します。どっちが良いとか悪いとかじゃなく、どう歩み寄るかが重要なんです。 ゴルフも人間関係も、ミスはつきもの! そのミスを減らすことも大事だけれど、スマートなリカバリーを覚えていくのもまた大切。事をスムーズに運び、パーセーブするには、どこにアプローチを打てば良いか? 常にそれを心掛けたい。そうすればミスも恐くなくなりますよ! |
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杉澤伸章プロフィール 愛知県蒲郡市出身。高校球児からプロゴルファーを目指し22歳のとき愛鷹シックスハンドレッドの研修生となる。プロへの道は早々に断念したが、同コース所属の横田真一に誘われプロキャディに。国内ツアーで様々なプロのキャディを経験した後、02年から丸山茂樹の専属キャディ。03年クライスラー・クラシック・オブ・グリーンズボロで丸山がツアー3勝目を挙げたときバッグを担いでいた。愛称『スギちゃん』 |
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