
| 今がどん底、そう思っている人はこの世の中にいっぱいいるでしょうね。でも僕は今そんな気持ちです。 丸山さんはこんなにも真面目にゴルフを愛しているのに、神様は試練を与えるのです。バンカーに入ればライは悪いし、ドロップしたボールがディボットには入る、信じられないことばかりが続いています。結果が出ない勝負師は辛い。今、丸山さんは奥歯がぶっ壊れてしまうんじゃないかってくらい食いしばっています。 いつかきっと…輝く時が来る。いつかきっと…今が峠なんだ。そう信じて荒波に立ち向かっているのです。 そんな丸山さんを見ていてどうする事も出来ない自分が歯がゆい。どうにかしたいと全精力を傾けるけれど、それが空回り。こんな時はじぃ〜っと我慢しろ、なんてよくいうけど、何もしないなんて出来ません。たとえ無駄とわかっていても次々と挑戦していく。それが僕のやり方です。 自分が悔しいと思った瞬間、きっと丸山さんはその百倍悔しいはずです。それでも何も言わず、ひたすら前向きに頑張っている。誰よりも一番近くで僕は丸山さんを見ています。あの最高の笑顔の裏には誰にも見せない形相があることも知っています。 器用そうに見えて実はとっても不器用な丸山さん。なぜそこまで? もっと楽にやればいいのに、って思う。でも丸山さんは自分を育ててくれたゴルフを、皆に愛して貰うため、自分の人生の大半を捧げているのです。自分のことだけを考えていればもっと楽なはずなのに…。 一度たりとも丸山さんの口から『もう充分だろう。頑張ったよな?』っていう言葉を聞いたことはありません。もう無理しないで休みましょうよ、って周りが説得に説得を重ねない限り自分を追い詰めていくんです。これを知れば、僕がこの仕事を続けていく理由がわかってもらえるでしょ? この人についていこうって思うのも解るでしょ? もし皆さんの中に、自分に満足していない人がいたら、僕は声を大にして叫びたい。挑戦しましょうよ! って。出来る、出来ないは二の次。挑戦することが大事なんです。歯を食いしばって頑張ってる丸山さんのように。 腹八分ってよく言うけど、でも腹八分で死んじゃったら後悔するでしょ? おなかいっぱい、もう食べられないよ、ってくらい、とことん自分に挑戦しないと死んでも死に切れないじゃないですか! ゴールがどこかわからないマラソンは本当に辛い。でも今が峠…。必ず今年は結果を出します。あの時の試練はこの輝きのためだったんだって思える日が来ることを信じて。 なんか、説教臭くなって申し訳ないけど、悩んでいる人、一緒に頑張りましょうよ! 僕たちが大好きなチューブの歌にもあります。『どん底の下はない、這い上がるだけさ…。』 この苦しみが明日の笑顔を生む。それを信じて今日も一日、挑戦あるのみです! |
| 提供:スポマガGOLF |
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杉澤伸章プロフィール 愛知県蒲郡市出身。高校球児からプロゴルファーを目指し22歳のとき愛鷹シックスハンドレッドの研修生となる。プロへの道は早々に断念したが、同コース所属の横田真一に誘われプロキャディに。国内ツアーで様々なプロのキャディを経験した後、02年から丸山茂樹の専属キャディ。03年クライスラー・クラシック・オブ・グリーンズボロで丸山がツアー3勝目を挙げたときバッグを担いでいた。愛称『スギちゃん』 |
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