
| 夏から秋にかけ丸山さんの予選落ちが続いて日本のファンの皆さんにはご心配をおかけしました。結果は予選落ちでしたが、しかしながら丸山さんはこの間、一度も諦めたり、試合を捨ててはいません。調子が悪い中でも何かを得ようと必死でした。「明日につながるものが何かあるはずだ」と言って、1つ1つを丁寧にこなしていました。その結果、84ランバー・クラシックに続きバレロ・テキサス・オープンで2試合連続奇跡的な粘りで予選を突破しました。 「もうダメだ」と思った瞬間、13メートルもの長いパットを沈めたり、絶対にボギーを打てない最終ホールで、左足下がりでただでさえ難しいバンカー、しかもピンは目の前、どんなにスピンをかけても寄らないようなところからパーを拾って予選通過を決めたり…。その粘りは鬼気迫るものがあります。 でもそんな丸山さんでさえ「もうダメかぁ」と口に出すときがあります。でもそんなときも目は死んでいないんです。口ではそう言いながら、丸山さんは決して諦めていない。そんな姿を見ていると「よし僕も一緒に頑張ろう」と必死になります。 正直、今はやることなすことがすべて裏目に出て苦しい状況に変わりありません。でも人間、諦めない気持ちを持ち続けることが、必ず新しい何かを生み出すんだ、ということを最近また丸山さんから教わったような気がします。どんなに苦しくても、今この場に立てていることに感謝しなければ。そういう素直な心を持ち続けていないと、いつか目の前にビッグチャンスが巡って来ても見過ごしてしまうかもしれないから…。 田舎でゴルフに出会い、プロになりたいと、ただがむしゃらにゴルフをしていた僕を黙って見守ってくれた親に感謝。キャディを務めてくれた横田(真一プロ)さんにも感謝です。もし横田さんがいなければ、今ここに居ることもありません。そして何より、これといって取り柄もない僕を世界の舞台に呼んでくれた丸山さんに心から感謝です。こういった成績が続けば責任問題でまずキャディを変えるだろうに、未だに信頼してくれる。本当にありがとうございます。そろそろ恩返しをしなきゃいけません。皆さんに1日でも早く明るい報告ができるよう、頑張ります! |
| 提供:スポマガGOLF |
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杉澤伸章プロフィール 愛知県蒲郡市出身。高校球児からプロゴルファーを目指し22歳のとき愛鷹シックスハンドレッドの研修生となる。プロへの道は早々に断念したが、同コース所属の横田真一に誘われプロキャディに。国内ツアーで様々なプロのキャディを経験した後、02年から丸山茂樹の専属キャディ。03年クライスラー・クラシック・オブ・グリーンズボロで丸山がツアー3勝目を挙げたときバッグを担いでいた。愛称『スギちゃん』 |
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