
| 日本は暑い日が続いているようですが、皆さん、いかがお過ごしですか? 今季最後のメジャー、全米プロゴルフ選手権が行われたニュージャージーでは、僕も日本と変わらないくらい湿気を感じ寝苦しい夜を過ごして参りました。 さて、ご存知の方も多いと思いますが、全米プロとWGC-NEC招待の2試合は丸山さんが日本でプレーしていた頃バッグを担いでいた先輩の斎藤優希さんがキャディを務め、僕は2人の姿をロープの外で見守ることになりました。これは「もう1度初心に還り、勉強し直せ」という丸山さんの親心の表れ。というわけで、僕は人生二度目のロープ外での観戦となりました。 当初それを伝えられた時、正直嫌でした。なぜなら素直な気持ちで応援できない気がしたからです。自分はキャディとして、これまで実績を蓄えてきたはず。また自分が外から見ていたら、周りの人がどう思うのかが、すごく気になって嫌でした。しかし蓋を開けてみたら、自分でも驚くほど何も考えず素直に応援することができました。 練習ラウンドでは自らバッグも担ぎました。斎藤さんに少しでも楽をしてもらおうというのと、少しでも丸山さんのそばにいたいという気持ちだったんでしょうね。そして、いざ試合が始まると、いてもたってもいられなくて、コース内を縦横無尽に走りまくりました。 そして18ホールを終え、いつもと違う疲れを感じていたら、周りのスタッフに「ギャラリーをしていて、全ホールティーグランドからグリーンまで見た人は初めて見た」と言われました。自分ではまったく気づいていなかったけれど、結局丸山さんのことが気になって仕方なかったんだと思います。ラウンド中に「今こんな声をかけてあげたい」とか「水をあげて一息ついてもらいたい」だとか、技術の事より、超お節介なくらいに心配で心配で仕方なかったんですね。 自分の中で今、不思議な気持ちが芽生えています。それが何なのかは、また次回報告させて下さい。でも1つ確かなのは、ロープの外で見る事は悔しいし、僕にとっては試練だけれど、少なくともこの経験は確実にプラスになっているということです。 |
| 提供:スポマガGOLF |
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杉澤伸章プロフィール 愛知県蒲郡市出身。高校球児からプロゴルファーを目指し22歳のとき愛鷹シックスハンドレッドの研修生となる。プロへの道は早々に断念したが、同コース所属の横田真一に誘われプロキャディに。国内ツアーで様々なプロのキャディを経験した後、02年から丸山茂樹の専属キャディ。03年クライスラー・クラシック・オブ・グリーンズボロで丸山がツアー3勝目を挙げたときバッグを担いでいた。愛称『スギちゃん』 |
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