杉ちゃんの「目指せ!No.1キャディ」

キャディも用意周到、準備万端、臨機応変が大事です!
 旅芸人のごとく、旅から旅へ世界各地を巡りながら、日々、いろいろなことを感じている僕、スギでございます。

 ところで皆さんは米ツアーというとどんなイメージをお持ちですか? グリーンは青々、天気は上々と思っていらっしゃるのでは? ところがどっこい、米ツアーでは1日に四季がある、と思うようなことが多々あります。先日もFBRオープンでアリゾナに行きましたが、まさに砂漠気候といいますか、朝晩の冷え込みが厳しく昼は暖か。寒暖の差が非常に大きい。なんと1日で春夏秋冬を体験できちゃう感じです。

 当然、四季に合わせて服装を調整しなきゃいけないので、僕が担ぐバッグはそりゃあ重い。クラブ、ボールの商売道具の他、セーター、ベスト、なんやかんやで、持ち歩く僕も大変ですが、プレー中ひっきりなしに着替えなきゃならない丸山さんはもっと大変。何しろプロゴルファーはベスト1つ着るか着ないかでフィーリングが全然違うというほど繊細ですからね。コースだけじゃなく、気候の変化にも臨機応変に対応しなきゃいけないなんて、本当に大変なお仕事です。

 でも考えてみると、いかにその場その場の状況に合わせて柔軟に切り替えができるかは、ゴルフに限らず、会社勤めの皆さんにも重要なことなんじゃないでしょうか? 例えば営業に出掛けて「この資料ありますか?」と聞かれ、「ハイ、こちらです」と言うのと「その件に関しましては後日改めて」と言うのでは相手に与える印象が全く違ってくるじゃないですか! できるビジネスマンってのは、やはりその辺、用意周到、準備万端。やることにソツがない。

 またゴルフはよくグリーンから逆計算で組み立てると言いますが、これもまたビジネスの世界に共通するのでは? だって商談相手の気持ち行動を想定して、逆算で対応を準備、さらに臨機応変に対応しなきゃいけないわけですからね。

 僕も相手の気持ちを考えて、色々な場面を想定し「この書類ありますか?」と聞かれたら「ハイ、こちらにあります」とすぐに言えるような人間、いやキャディになりたいものです。さぁ、今週も重いバッグをせっせと担いで頑張るぞぉ〜! 皆さんもお仕事がんばって下さいね!

提供:スポマガGOLF


杉澤伸章プロフィール
愛知県蒲郡市出身。高校球児からプロゴルファーを目指し22歳のとき愛鷹シックスハンドレッドの研修生となる。プロへの道は早々に断念したが、同コース所属の横田真一に誘われプロキャディに。国内ツアーで様々なプロのキャディを経験した後、02年から丸山茂樹の専属キャディ。03年クライスラー・クラシック・オブ・グリーンズボロで丸山がツアー3勝目を挙げたときバッグを担いでいた。愛称『スギちゃん』

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