title I am藍

宮里藍選手の魅力に迫る新コーナー!


 ちょっと前までプロ最年少だった藍だが、ここ1、2年で続々と後輩がプロ入りし、すっかり“先輩”らしい貫禄がついてきた。

 今年のプロテストでは東北高校の2年後輩、有村智恵がトップ合格。在学中、藍と寮で同室だった和田委世子もプロ入りし、先のファイナルQT(来季の出場権をかけた予選会)では、父・優さんの指導を仰ぐ東北福祉大1年の原江里菜もまずまずの成績をおさめた。来季は藍世代の選手たちがツアーの台風の目になりそうな予感なのである。

 その他にもジュニア時代に実績のある笠りつ子や土肥功留美、宅島美香ら、弱冠二十歳の新鮮な顔ぶれがプロの舞台に上がってくる。そして、そんな彼女たちが口を揃えて言うのが、「藍先輩のようになりたい」というセリフ。「プレースタイルもすごいし、人間的にも凄く尊敬しています」「藍先輩のような爽やかなプロになりたい」と後輩たちの藍評はすこぶる良い。

 アマチュアで優勝し、プロ入り。期待通りの活躍でツアーでの勝星を重ね、あっという間に国際舞台への階段を駆け上がった先輩を、彼女たちは自らの“理想像”と感じている。

 だからインタビューでのハキハキした受け答えや、ファンへの気配りなど、“藍先輩”が実践していることは、すべて後輩の自分たちも真似をする。若い世代が“礼儀正しく、目標に向かって真摯に取り組む藍先輩のようなプレーヤー”を目指すことが、女子ツアー全体に“いいムード”を与えている。

 藍と仲の良い原がこんな話をしてくれた。「QTで初日、2日目とスコアが悪かったとき、藍先輩が“明日は今日の続きじゃない。明日は新しい自分が待っていると思って、頑張れ”とメールで励ましてくれたんです。そういう言葉を言えるのって凄いな、って…」。
 目標とする先輩の励ましは、親や教師の言葉よりも心に響く。藍が後輩に与える影響は計り知れない。




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宮里藍プロフィール
1985年6月19日生。
東北高校卒。4歳からゴルフを始め、01年、02年全国高等学校ゴルフ選手権夏季大会で連覇し天才女子ゴルファーとして早くから注目を集めた。03年には、日本女子アマチュアゴルフ選手権、日本ジュニア選手権で優勝。ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで30年ぶりにアマチュアとしてツアー優勝した。04年は史上初めて「10代1億円プレーヤー」になったほか5勝し賞金ランク2位。昨年はワールドカップ女子ゴルフで日本チームの優勝に大きく貢献し、日本女子オープンゴルフ選手権競技で史上最年少優勝を飾るなどツアー6勝を挙げた。今年から主戦場を米ツアーに移しさらなる飛躍を目指す。

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