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宮里藍選手の魅力に迫る新コーナー!


 6月のはじめから藍のキャディバッグの中に、ユーティリティの3番(U3)が入っていることが多くなった。5番ウッド(5W)の代わりに入れており、コースのセッティングによっては、「どちらかを入れてどちらかを抜く」のだそうだが、「5Wより10ヤード距離は落ちる」というU3を使うワケは何なのだろう?

「5月中旬のサイベース・クラシックの頃から、距離の長いパー3が多くなってきたんです。長いとはいっても5Wでフルショットすると飛び過ぎるので、(5Wを)短く持って軽く打ったりしていたんですが、そんな小細工をするなら適正な距離が出るU3の方がいいかな、と思って入れてみたんです」と藍。

 U3は5Wより弾道は低めだが、操作性が良く、200ヤード前後の距離をきっちりと出せるのが魅力。距離の長いパー3の他にも、パー5のセカンドや、距離が長いメジャーでは、「パー4のセカンドに使うこともある」そうだ。

 アマチュアの頃は「やさしいクラブを使ってしまうとそれに慣れて、難しいクラブを打てなくなってしまうから」というコーチの父・優氏の方針で、フェアウェイウッドは極力使わずロングアイアンを多用していた。しかしプロになり、シビアな状況で結果を出さなければならない現在は、一般的に「やさしい」と言われるユーティリティも積極的に取り入れるようになった。

 ドライバーにしても、たとえシーズン中であれ「この方が飛ぶ」というクラブが開発されれば、躊躇なく新しいものを試してみるなど好奇心は旺盛。柔軟なクラブ選びが米ツアーでの藍の成功を支えているといっても過言ではないのだろう。

 ところで、以前藍のアイアンにはソールの部分に『あい☆ちん』の刻印があったが、最近はそれが『A☆I』の表記に変わっている。「もう、あいちんっていう歳でもないと思って」と本人は照れるが、先月の19日で藍も21歳。立派なレディーになった彼女には、やはりあい☆ちんより、A☆Iが似合う。




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宮里藍プロフィール
1985年6月19日生。
東北高校卒。4歳からゴルフを始め、01年、02年全国高等学校ゴルフ選手権夏季大会で連覇し天才女子ゴルファーとして早くから注目を集めた。03年には、日本女子アマチュアゴルフ選手権、日本ジュニア選手権で優勝。ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで30年ぶりにアマチュアとしてツアー優勝した。04年は史上初めて「10代1億円プレーヤー」になったほか5勝し賞金ランク2位。昨年はワールドカップ女子ゴルフで日本チームの優勝に大きく貢献し、日本女子オープンゴルフ選手権競技で史上最年少優勝を飾るなどツアー6勝を挙げた。今年から主戦場を米ツアーに移しさらなる飛躍を目指す。

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