title I am藍

宮里藍選手の魅力に迫る新コーナー!


兄妹賞金レースでリードする藍、今週はQスクールに参戦
 秋は国内のメジャートーナメントが目白押し。海外ではいよいよQスクール予選が始まり、藍は忙しい毎日を過ごしている。

 そんなときホッと心を和ます瞬間があるとすれば、それは家族と過ごすひとときだろう。2人の兄の影響で4歳のとき初めてクラブを握った藍にとって、いつでも兄たちはお手本であり道標だった。もちろん今もそれは変わっていない。

 残念ながら最近では3人とも試合から試合へと飛び回っており、一緒に居られる時間は限られている。たまに会えるのはスポンサー関係のイベントごと、というのが現状。先日も「何か月振りかで3人揃いました!」と藍はうれしそうに瞳を輝かせたものだった。

 藍にとって長男・聖志は本人が小学校4年生のとき、すでに沖縄を去り大阪の高校に進学していたため、一緒に過ごした時間は決して長くはない。が、優しく大らかな性格は、会えばいつでも甘えさせてくれる頼もしい存在。その風貌もユーモラスだが、笑いのセンスも抜群で、藍が優勝すると「(賞品の)車ちょうだい!」と無邪気におねだり。「ホント、笑っちゃいます」と藍は半分呆れ顔だが、「それでも私のことを考えてくれていて、甘えさせてもらっています」と陰では長男らしさを発揮しているらしい。

 もう1人の兄・優作は藍が仙台の高校に入ったとき東北福祉大学に通っており、「仙台ではすごく面倒を見てもらいました」と率先して“アッシー(運転手)”をかって出てくれていた兄に感謝しきり。「時には優しく、時には厳しく見守ってもらっている」そうで、優作のゴルフの技術の高さには藍も一目置いている。

 そして兄妹は今年も3人だけの賞金レースを戦っている。昨年は意外にも(?)藍がダントツのトップだったため、2人の兄はメンツにかけても“打倒・藍”を誓っている。そして聖志は沖縄オープンで見事ツアー初優勝を飾りスタートダッシュに成功。が、今年も賞金額が男子の半分しかない女子ツアーで藍はすでに7,000万円弱を稼ぎ出し、2人に大きく水を開けている。

 もちろん兄とて末娘に負けてばかりはいられない。シーズン終盤は兄たちのメンツを賭けた戦いにも注目したい。




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宮里藍プロフィール
1985年6月19日生。東北高校卒。
4歳からゴルフを始め、01年、02年全国高等学校ゴルフ選手権夏季大会で連覇し天才女子ゴルファーとして早くから注目を集めた。03年には、日本女子アマチュアゴルフ選手権、日本ジュニア選手権で優勝。ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで30年ぶりにアマチュアとしてツアー優勝した。ツアーフル参戦の昨季は、開幕戦のダイキンオーキッドレディスでいきなりの“プロ初優勝”を達成。史上初めて「10代1億円プレーヤー」になったほか5勝し賞金ランク2位。今年はワールドカップ女子ゴルフで日本チームの優勝に大きく貢献。中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンで2週連続優勝すると、新キャタピラー三菱レディースで3勝目を挙げた。

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