title I am藍

宮里藍選手の魅力に迫る新コーナー!


藍、アニカの刺激を受け今年も主役になる!
 藍の海外挑戦シリーズ前半が終わった。憧れの全米女子オープンでは無念の予選落ち。続くHSBC女子ワールドマッチプレー選手権では強豪を破って3回戦に進出。惜しくも8強入りは逃したが、大きな手応えと収穫を手にアメリカ2連戦を戦い終えた。

 そんな藍を陰で支えたのが、今回初めてコンビを組んだキャディのミック・シーボーンさんだった。彼は普段、飛ばし屋ローラ・デービーズ(英)のバッグを担ぐロンドン出身のツアーキャディ。デービーズにはミックさんの他にもう1人の専属がおり、試合によっては手が空くことがある。その事情を知っているカリー・ウェブ(豪)のキャディで、ミックさんとは10年来の親友だというマイキーが、藍と彼を引き合わせ、今回のコンビ結成と相成った。

 藍によると「ホント、ミックさまさま、っていう感じでした」と言うほど、距離や状況判断、グリーン上のラインの読みなど、「さすがプロ」と唸らせるような仕事をしてくれたのだとか。「距離にしても、“ここからグリーンエッジまでは何ヤードあるから、キャリーで何ヤード打てばいい”というように、こっちに迷いが出ないよう、すごくきっちりと教えてくれるんです。もうほとんど任せっきりでした」と言うからマッチプレーでのベスト16入りもミックさんの力が大きかったのかもしれない。

 一方、ミックさんの藍評だが「彼女はすごく勇敢なプレーヤー。失敗を怖れず、果敢に挑戦する心意気に感心した。英語? 思っていたよりずっと上手だったよ。ちゃんとコミュニケーションが取れたから」と好感触。

 今のところ、2人がコンビを組むのは今回だけで、フランス、イギリスと続くヨーロッパ2連戦では、今季前半、不動裕理のキャディを務めたディーン・ハーディンさんを起用する方向で話が進んでいる。

 いずれにせよ、来季以降米ツアー本格参戦を視野に入れ、これからはキャディ起用も含めたすべてが藍にとっては重要になってくる。大事な時期だけに、バッグを担ぐ外人キャディの果たす役割も大きいのだ。




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宮里藍プロフィール
 1985年6月19日生。東北高校卒。
4歳からゴルフを始め、01年、02年全国高等学校ゴルフ選手権夏季大会で連覇し天才女子ゴルファーとして早くから注目を集めた。03年には、日本女子アマチュアゴルフ選手権、日本ジュニア選手権で優勝。ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで30年ぶりにアマチュアとしてツアー優勝した。ツアーフル参戦の昨季は、開幕戦のダイキンオーキッドレディスでいきなりの“プロ初優勝”を達成。史上初めて「10代1億円プレーヤー」になったほか5勝し賞金ランク2位。今年はワールドカップ女子ゴルフで日本チームの優勝に大きく貢献。中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンで2週連続優勝した。

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