title I am藍

宮里藍選手の魅力に迫る新コーナー!


女王の一挙手一投足に瞳を輝かせた藍
 シーズン終盤に差しかかった11月第1週。藍にとって記念すべき出来事が起こった。それは憧れの女王アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)とのラウンド。

 ミズノクラシック開催直前に千葉県の太平洋クラブ・ラ・ヴィスタゴルフリゾートで行われたテレビマッチが、記念すべき藍とアニカとの初ラウンドとなったわけだが、「とにかく(アニカの)すべてが凄いんです。飛距離は他にも福嶋(晃子)さんや凄い人が居るから驚かなかったけれど、コースマネージメントやメンタル面のコントロールなどすべてが他とは違っていました。何よりミスの仕方が上手いのには驚ろかされましたね」と瞳を輝かせた藍。

“ミスの仕方が上手い”とは何とも妙な表現だが、藍によるとその意味はこうだ。「プロにとって一番イヤなのがショットの前後のブレなんです。距離感が合っていない証拠ですからね。でもアニカは、たとえミスしたとしても距離はぴったり合っている。縦のブレはなくて、せいぜい左右に数メートルの誤差しかない。この辺が藍たちとは違うところかな、と…」。

 普通アマチュアは左右のブレを嫌がるが、プロにとっては前後のブレの方が致命傷になりやすい。いとも簡単に距離感を合わせて来るアニカに、藍は思っていた以上の“凄さ”を感じたのだとか。

「あとは私生活のこととかも質問しちゃいました。アニカにとってゴルフに集中するには、いかに休みを取るかが一番大きなテーマなんですって。試合のある週でも2日間は全くクラブを握らない日があるって言ってました。藍は不安で毎日クラブを握っちゃうけれど、集中すべきところと休むべきところ、きっちりメリハリつけるのがやる気を最大限に保つ秘訣なんですね!」。

 アニカのエキスを全身で吸収した藍は、いよいよこれから大逆転での賞金女王を目指すことになる。




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宮里藍プロフィール
1985年6月19日生。東北高校卒。
4歳からゴルフを始め、01年、02年全国高等学校ゴルフ選手権夏季大会で連覇し天才女子ゴルファーとして早くから注目を集めた。01年には、日本女子オープン選手権5位タイ、02年のサントリーレディス3位タイなどプロ競技でも活躍。03年は日本女子アマチュアゴルフ選手権、日本ジュニア選手権で優勝したほか、ヨネックスレディストーナメント2位タイ、そしてミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで30年ぶりにアマチュアとしてツアー優勝を果たした。ツアーフル参戦の今季は、開幕戦のダイキンオーキッドレディスでいきなりの“プロ初優勝”を達成。そして6月には2週連続優勝を飾り、早くもツアー通算4勝目を挙げるなど、史上初めて「10代1億円プレーヤー」になった。

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