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近年のソリッドボールの進化は、多層化技術なしでは語ることができません。最先端のテクノロジーによって、3ピースに代表される多層構造ボールが次々と誕生しているのです。多層構造ボールのメリットとは何なのか?それはオフセンターヒット時(芯を外したとき)のエネルギーロスを、ボール自体がカバーしてくれるところにあります。 通常、クラブの芯を外してヒットすると、ボールの接地面積は少なくなり接地時間も短くなります。するとボールはつぶれず、変形量が少なくなるため飛距離が落ちてしまいます。しかし、コアとカバーの間にもうひとつ軟らかいカバー(第二カバー)を入れることによって、適度な変形量を確保でき、芯で捉えたときと同じような反発力が生まれるのです。 つまり、多少のミスショットでも、曲がらず、飛距離が落ちない、というわけです。芯を外す確率が多いアベレージゴルファーにとって、このパワー伝達のロスを防ぐ画期的な機能は強い味方になってくれるはずです。 |
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FEM(有限要素法)解析図 打撃によるパワーの伝達を、引っ張られる力を赤色で、圧縮されて歪む力を青色で表している(何れもボールが変形する)。色が濃いほうが、変形がより大きいことになる |
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| 従来2P構造 糸巻きに比べると、飛距離は出るが打感は硬い |
3P構造 コアとカバーの間に軟中間層を設けることにより、低ヘッドスピードから高ヘッドスピードまで広範な領域での反発を確保している |
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ヘッドスピードと飛びの関係 プロのようにヘッドスピードが速いゴルファーは初速も速くなるため、ボールの構造を問わず大きな飛距離を得ることができる。しかし、一般アマチュアゴルファーが速いヘッドスピードを得るには限界がある。多層化のメリットは、遅いヘッドスピードでも初速を上げてくれる構造を施していることである |
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ミート率と飛びの関係 多層化のメリットは、打点のバラツキをボール自体がカバーしてくれるところにある。プロのように常にスイートスポットで打てるゴルファーにはあまり関係ないが、芯を外すことが多い一般アマチュアゴルファーにとっては、ミスヒット時の初速の低下を最小限に抑えてくれる効果がある |