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インパクトの瞬間、ボールには約1トンもの大きな力が加わります。すると、ボールはつぶれて変形します。この変形のエネルギーがボールにたくわえられ、つぶれの度合いがピークに達するとボール自身が元の形に復元しようとするのです。この復元(反発)の力によって、ボールはクラブフェースから弾き飛ばされるわけです。このとき、自分のヘッドスピードに対して硬すぎるボールを使うと、十分に変形せずエネルギーをたくわえることができません。逆に軟らかすぎるボールを使うと、変形のために多くのエネルギーを消費してしまい十分な飛距離が得られません。たとえば、ヘッドスピードが速いプロや上級者に向けて作られたボールをアベレージゴルファーが打つと、ボールをつぶしきれないため、飛距離アップどころか逆に飛ばなくなってしまうのです。ボール選びのポイントは、自分のヘッドスピードで最大の復元力(反発力)が得られるボールを見つけることだといえるでしょう。 |
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反発係数の速度依存性 ボールの構造と材料によって反発係数は大きく異なる。ヘッドスピードが速い場合はソリッドボール(ツーピースや多層構造のボール)より糸巻きボールのほうが反発係数が高くなり、遅い場合はソリッドボールのほうが高い。つまり、飛距離アップを目ざす一般アマチュアゴルファーにとっては、糸巻きより多層構造ボールのほうが向いているといえる |
| 初速と飛びの相関関係 初速を3段階(速い・普通・遅い)に分け、同一ディンプルのボールを打ったときの弾道シミュレーション図。初速と飛距離は比例するのが一般的で、初速が速くなればボールは飛び、遅くなれば飛ばなくなる |
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